市役所の裏手にあるラーメン屋さん。
ここは喜多方ラーメンブレイクのきっかけとなったお店なんだってさ。
喜多方のラーメン屋さんは早くから開いているお店もあり、
朝からラーメンを食えるってのがウリになっているんだとか。
私もホテルの朝食を抜・・・軽めにして、
「朝ラー」に挑みますよ!!
ちなみに彼の地はとにかくラーメン屋さんが多くて、
私のような素人はどこに入ったらいいか迷っちゃうけど、
この「朝ラー」やってるお店って硬いような気がするんだわ。
それだけ地場に根付いてるってことと、
朝から店を開けても採算取れる人気があるってことかな?
このお店も喜多方を代表するお店ということで、
まぁ、朝っぱらから活気があるんだよ。
お店は自宅改装型で、土間のテーブル席の他に居間っぽい座敷席もあり、
隣を含め、キャパは多そう。
もちろん、お客さんが入ってるってこともあるんだけど、
お店の人たちがキビキビしてて、元気ってのいいよね。
ただ、日中も含め、行列が見られないってことは、
やっぱり厳しい状況なのかもしれないね。
スープは喜多方らしいあっさり仕上げなんだけど、
ほのかにワイルドな豚っぽさがあり、コクのある仕上がりで食べ応え十分。
単なる郷愁系ではなく、ガッとした印象を残します。
平打ちの縮れ麺は噛みごたえも心地良く、頃合いの茹で加減。
スープの油をまとってスルスルと喉を通っていくよ。
バラとモモのチャーシューやメンマも味があっておいしいね。
いや~、こりゃとっても旨いわ!
それほど混んでなかったこともあり、丁寧な仕上げだったのだろうか。
今回食べた中では一番好きかもしれん!!
食べ歩きの一軒目にして、すげーテンションが上がったぜ!!!
前回、来たときに激しく気になったメニューがあった。
それはカツ丼・・・
喜多方もまたカツ丼文化が根強い土地らしく、
ラーメン屋さんのメニューにも場違いなカツ丼の文字が踊っている事が多い。
でもさ、デブも寄る年波には勝てず・・・
ラーメン食って、カツ丼まで食える胃ではなくなっているのだよ。
そんなこんなでせっかく喜多方に来ても、
ラーメンしか食えないんだなぁ。
でも、このお店のカツ丼は一風変わっているらしく、
やはり一度は食べてみたいということで翌日に再訪した次第。
煮込みカツ丼です。
これがまた・・・激甘!!!
こんな調味のカツ丼初めて食ったわ!
砂糖がなかった時代、甘味は最高の・・うんぬんとか、
言い出しそうな感じなんですけど、これが喜多方スタイルなのか?手違いか?
しかも風味付けにソースが掛かってるんだから、変わってるよね。
カツは程よい厚みで、肉や脂はおいしい。
しっかり煮こまれていて衣はヘナヘナ。
固めに炊かれたお米は丼として丁度よい。
まぁ、食えるんだけど、ソースかつ丼のほうがよいかな?
それよりも良かったのは大茶碗でやってきたスープ!
ラーメンの場合、麺を食わせる関係で、
どうしても塩分が強くなってしまうよね。
これは同じダシをベースにしながら、
飲んで丁度よいバランスに仕上げてあるため、
スープとしてよりおいしく、ある意味ラーメン以上の満足感があったのよ。
なるほど、ちゃんとしたダシを取ってる店なんだなぁというのがよく分かる。
かつ丼はやや小さめなので、
ことによったらダブル食いもイケルかもね。
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