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高崎の「栄寿亭」でかつ丼C

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旧中山道にある大正8年創業の洋食堂。

実のところ、今回の高崎旅行においてはパスタは二の次で、こちらのかつ丼を食べに来たのです!

お店は駅からも徒歩圏内、古い商店がポツポツと残っている街道沿いにあります。

事前のイメージでは、爺婆でのんびりやってる、いつ閉めてもおかしくないようなレトロ店を想像していたのですが、いやいや、全然現役のバリバリでした。

店頭には開店前からラードの匂いが漏れ出しておりますね。すでに眺望では家族総出の仕込み中。口開けから予約やお弁当注文の電話がじゃんじゃん鳴ってさ。それらに分刻みの対応をしていくプロフェッショナルが拝めますよ。

店内はわりとハイカラ味があるのです。オープンキッチンの開放的なカウンターが奥まで続いており、店頭の印象とは裏腹にぴしっと清潔に維持されておりました。

ところで皆さん、旅先のお店でお初の観光客だとバレたくなくて、勝手知ったる風を気取ってしまうことありませんか? でも、地元の人は ”かつ丼C” ではなく ”C丼” と呼ぶらしく、ソッコーでモロバレなのです。

優しげなご高齢のお母さんが色々と気を使ってくれてありがたいな。

カツが倍の大きさになるかつ丼Cのご飯軽めオーダーです。

ふっくら熱々のこしひかりの上に、甘辛ダレに泳がせた上州もち豚のヒレカツ。

このシンプルさが良いな! キャベツとか余計なもん乗せがちだけど、これが正しき有り様ですよ。

見た目には区別が付きづらいですが、ソースカツ丼ではなく、醤油とみりんベースのタレを使ったいわゆるタレカツ丼。横浜ではあまり食べられないけど、私、大好きなんですよね。 

ザクボルっとした衣に柔らかな豚。安くても一切手抜きなし!

いや~、旨かったわ。初手からズバリ満たされてしまい、その後のかつ丼巡りはもういいやとなりました。

ちなみに基本のA丼は、だいぶ小ぶりな一口カツが3個乗ったもの。それでもタレと飯の旨さで問題なく食えちゃうだろうな。ただ、どちらもうっかり値上げを忘れてるんじゃねーかという激安値でさ。むしろ倍に値上げしてもいいから、この先もずっと営業してもらいたいのです。

マスターの手際があまりに鮮やかだったから、帰りにもう一度寄ってハンバーグやオムライスで旅のフィナーレを飾ろうと歩いてきたら、今度は定休でありがちー。

次回に楽しみな宿題ができましたね。

コメント一覧

  1. 高崎を馬鹿にするな より:

    地元民で栄寿亭に週2くらい行ってますけど、A丼とかC丼って言わないよ。
    皆さん、ただ単にAとかCとか言ってますよ。意外とBが人気ですよ。
    CよりコスパがいいのはAの4枚漬け大盛り。
    Aの4枚漬け大盛りとか言う人は地元民ですね。追加1枚できることはメニューにない。

    • 管理人 より:

      >高崎を馬鹿にするなさん
      えー、お店のお母さんが「C丼ね」言ってたから、そういうもんなのかなと。
      たしかに注文はAかCで事足りますが、弁当と店内飲食の注文を区別するために、あえて丼をつけてるとか?

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