北口の駅前にあるお店です。
水戸城二の丸角櫓の下に、なにやら異風を放つ店舗が見えました。
「珍満」という、いかにもな店名の中華店。やや朽ちかけな竜宮的意匠がなんとも渋すぎるよね!
おそるおそる入ってみると、細かなタイル貼りの厨房に、チャイナ模様の丸窓など、店内も実に味わい深き環境ですよ。
お昼のメインタイムもしっとり営業されているようで、パラパラとではありましたが、それでも客足は途切れない様子です。
メニューは麺飯が中心となる町中華の内容。ラーメンが柳麺になってるようなレトロみも漂います。
焼きそばには、カッコ書きで上海麺とあります。
ネットの写真で見たものは、もっと真っ黒で旨そうだったんだけどなぁ。だいぶ前に作ったロットを混ぜてそうな色ムラもご愛嬌でしょう。
まさにチャーメンという醤油ゲテ油味。
お肉に鶏を使ってるのがちょっと面白いところで、他にキャベツとニラ、にんじんがチョロリ。
ボリュームはありましたね。
ところで、水戸の民は地味にちゃんぽんが好きなんじゃねーかな?
「チャンポン屋」のような異風も存在しますし、中華屋のメニューにちゃんぽんが定番化しているような気配も感じましたよ。
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