素晴らしき庭園が楽しめる栗林公園。
その中心的なビュースポットである「掬月亭」には呈茶席が設けられております。
藩主が客をもてなした月見の館。
内部から見る景色もまた格別なので、ぜひ利用したいですね。
入口でお茶券を購入後、和装の奥さんたちに案内され中へ。まずは広間でお茶をいただき、建物や景色の見物は帰り際に行う流れです。
座敷だけでなく、椅子席も用意されているので、膝の弱いデブでも安心よ。
ただ、戸を開け放っているかた、冬は風が寒ぃわ! 茶を温かさをより感じる的なやつは戯言なんだぜ!
お菓子は「三友堂」の木守でした。
なんでも、満月の日には掬月亭のイメージキャラクター「きくりん」の生菓子が供されるとのことですが、いや、こっちで良かったって感じもします。
「三友堂」の代表銘菓である木守。
和三盆蜜を表面に塗った麩焼きでもって、柿餡を挟んだお菓子です。
食べごたえのあるお菓子ではありますが、要素を重ねているわりに、全体の印象は抑制的というか、淡味な仕上がりが、かっこよさだよな。歴史ある茶席にふさわしいお菓子です。
抹茶もまずまずおいしかったわ。
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