帰宅日には京都駅の伊勢丹に立ち寄り、夕飯となるお弁当をあたふたと選ぶのです。
こちらでは京都の料亭や名店のお弁当を手配できるのがウリなんだよね。
ヲバちゃんにお願いすると、お弁当一覧のファイルを見せてくれるのですが、有名どころを網羅しつつ、取り扱いの店舗数もだいぶ増えたなと思います。
基本的には受け取り前日までに予約しておく必要があります。その他、若干数店頭に並ぶ分も、たっけぇのに、まぁよく売れていく印象でしたわ。
しかし、コロナ禍を象徴する風景として、この時は大人気な「はつだ」の焼肉弁当などでも山積みが動かないような、稀有な状況でありました。京都は確実に不景気の波を食らっているよな。
私もね、旅の名残として「菱岩」の折詰でもおごりたいところですよ。
でも、現地で安うどんすすって喜んでるのに、カッコつけてもしょうがねぇし!
せいぜい「六盛」が身の丈です。
「六盛」は平安神宮近くにある明治創業のお料理屋さん。
元々は仕出し屋さんなので、お弁当はお手の物でしょう。地下食品売り場の入口に常設店舗を設けているので、予約不要で購入できるのが便利です。
手毬寿司なんかも可愛いのですが、やはり、お店の名物である手桶弁当を模した丸弁当が良いでしょうね。発泡スチロールだけど容器もちゃんと桶型になっているのよ。
お味的には料亭の折詰というよりは、背伸びしたお弁当といった感じです。おかずはとりどりに詰まっており、それぞれがちょい気の利いた仕上がりなのよ。鴨や魚もほのリッチなものだし、炊き込みご飯も上品で、京都のお弁当らしさは十分味わえると思いますね。
コメント一覧
私も、今回は5,000円オーバーの弁当をと思いながら、これを購入することが多いです。
お値段と内容を考えると「お値打ち」というところでしょうか。
>うめきちさん
丁度いいお弁当だと思います。
この価格帯で心利きたる選択肢がもっと増えればいいのになぁ。