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京都・妙心寺の「いと達」で包み餅

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龍安寺塔ノ下町にある和菓子屋さん。

ガラ空きの龍安寺から妙心寺駅まで出ようと、何もねぇ、きぬかけのみちをテクテク歩いてきたのです。途中、お菓子屋さんの小さな看板が出ているのを発見。ちょっと覗いてみましたよ。

そういえばどこかで名前を聞いたことがあったな。「笹屋伊織」出身の職人さんが昨年オープンさせたお店だそうです。

近くに駐車場もないし、観光ルートに全く絡まない住宅地の真ん中ですが、人当たりの良い兄貴が、製造、接客と、一人で頑張っており、目の届く範囲の商売としては丁度いいのかもしれません。

生憎、まだお土産を買うには早すぎるタイミングだったため、とりあえず、ホテルでつまむ分だけ買ってみました。

一番上は、手合わせ三笠。

薄焼きの皮でつぶあんを包んだもので、生地には餅粉も入っているのか、軽さの中にモッチリとした食感があります。さらにほんわりココナツの香りが漂うとこが、気鋭のお店らしさなんだな。

下の2つは代表銘菓という包み餅。

形状は似てるんだけど、生地の組成は違って、こちらは餅粉をメインにしたものかな。写真では分かりづらいのだけど、皮はそれぞれ色味が異なる2枚を重ねたようになっておるのです。これは平安時代の着物の重ね色目を取り入れたものなんだそうな。

店頭には5種類ぐらいの色バリエーションがあって、本来は全色並べた箱入りの方がカラフルを楽しめたかも。ちなみに中身はこしあんと白味噌餡の2種類でした。

販売コーナーはどこぞのパティスリーのようなオサレ。上生菓子なんかは地に足のついた美しいものだったりで、ちょこっと味見したくらいではわからん地力を秘めてそうです。

今後の活躍が楽しみですね。

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