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京都・祇園四条の「切通し進々堂」で上玉子トースト

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祇園商店街の脇道にある喫茶店。

ルーツはパンの「進々堂」の暖簾分けだったりするのかな?

舞妓さん、芸妓さんの御用達として、雑誌等々に掲載されることの多いお店です。

ただ、店頭販売はともかく、喫茶として広く注目されたのは、そんなに昔のことではないと思います。

今でも観光向けかというとちょっと違うローカルな雰囲気を維持しています。小さなお店はいかにも”おかあさん”が、ぴしっと取り仕切っており、お客さんも花街界隈の女将さんやら先生やらの常連さんが目立ちますか。テイクアウトの声も頻繁にかかりますし、その上で若干の余裕があれば、我々もお邪魔させていただけるような感じなんじゃないかな。

上玉子トーストが超絶品なのです!

こんがりキツネ色に焼かれた半切りトーストでもって、きゅうりとオムレツ、というか厚焼き玉子を挟んだもの。美学をも感じさせるこの立ち姿を見れば、お味の間違いなさも想像つくでしょう。

ちなみに並と上の違いはきゅうり。高さが増す分、舞妓さんも大口になってしまいますね。

サックリ、ふわふわ、シャキッとして、玉子の焼き加減、塩加減やバターの風味が絶妙。これは街場の喫茶で軽く出てくるようなもんではありません。めっちゃ旨ぇわ! やはり京都恐るべし!

なお、舞妓さん向けのおちょぼサイズは、絶賛食べ歩き中なデブの間食にも程よいという、作り手が想像だにしなかったシチュエーションでもあります。

せっかくなので、舞妓さんごのみのみどり~のゼリーもいただきます。

ゼラチンむっちりな昭和レトロ漂う仕上がり。

立派ないちごと缶詰蜜柑に飾られ、お味も思いの外に酸味が効いておるため、ダルくはなりません。

よく見るとメロンのベースに透明なレモンを乗せた2層構造になっており、フルーツの色を綺麗に見せる配慮がなされているわけです。

やはり単純に見えて、きっちり仕事してるとこが、ご当地っぽさだと思います。

なお、厨房は若い世代に受け継がれたようなので、まだまだ楽しむことができますよ!

コメント一覧

  1. お局 より:

    舞妓さんちのまかないさんという漫画があるのですが、こちらのお店もその漫画に載っていて美味しそうだなぁと思ったお店の一つです。
    この写真見て今すぐ新幹線乗って京都行きたい衝動に駆られました。笑

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