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那覇からプロ野球キャンプ地を巡る旅

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沖縄へ行ってきました。

我が家には一日中だって試合を観ていられる野球狂がおりましてね… 

要するに、接待の旅なのです。

いや、マヂでさ、前世は水島新司先生だったのかな??

夏!海!というイメージを持つ沖縄も、来島人数は秋から冬にかけてが一番多いんだよね。

首都圏がダウン着て凍えてる時期に、温かい南の島に逃げてきたい気持ちは良~くわかりますよ。

それでも、2月はオフシーズンになるようで、旅費も比較的安上がりな印象です。

現地の平均気温は20℃前後で、シャツ一枚で心地よく過ごせる気候。実際、アスリートがシーズン前の調整に訪れるくらいなので、観光にも好適だと思います。

公園に咲いてるカンヒザクラもちょうど満開となっており、日本一早いお花見が楽しめますよ!

ヤクルトスワローズのキャンプ地は浦添市民球場。

選手らの宿泊も首里のヒルトンらしく、近隣の宿泊施設は乏しいのですが、先ごろ、ゆいレールが延伸したため、徒歩旅での会場アクセスも向上しております。最寄りの浦添前田駅からタクシーでちょい。

コロナ下では一般公開中止だったり、予約制の入場制限等も行われましたが、今期は概ね撤廃の模様で、例年なみに戻りつつある状況でした。

場内には限定グッズを扱うショップや飲食屋台、つば九郎神社等の映えスポットも設置されており、見物客も少なからず訪れている様子です。

トランクを引きずりながらガチで追っかけてる、つばめ女子らの他、車ならば各球団をはしごする事も難しくないので、旅の合間にちょいと覗きに寄る方も多いみたいね。

朝から、メインスタジアムを中心に様々な練習メニューが行われる様を無料で観覧できます。

会場はのどかな雰囲気だし、選手との距離が近いのが魅力。

OBや解説者もその辺に座ってたりするしさ。ファンにはたまらん環境なのでしょう。

会期後半になると、午後からは他球団との練習試合が組まれることも多いみたい。普段の真剣勝負とは雰囲気の異なる、肩の力の抜けた試合を観るのも、キャンプならではの経験もしれません。

なお、こちらは屋根があんまり役に立たない球場なので、お出かけの際は日差し対策をお忘れなく。

野球ファンでない私はずっと付き合えませんから、お隣にある漆の美術館を覗いたり

かつての米軍住宅を再利用した港川外人住宅街の商店街を歩いたりして虚無な時間を潰します。

DeNAベイスターズのキャンプ地は宜野湾市立野球場。

徒歩旅でのアクセスは、那覇からの路線バスやラグナまでのリムジンバスの利用になるかな。距離はそれほどではありませんが、渋滞に捕まると地味に時間がかかる印象です。

ちなみに那覇のホテルからタクシーをぶっ飛ばしてもさしたる金額にはなりませんでした。沖縄はタクシー代がやけに安い土地だし、昨今は配車アプリがすこぶる優秀なので、沖縄の徒歩旅はだいぶ便利になったと感じますよ。

こちらの会場は、人工海浜ながらビーチを併設しておりますから、見学に飽きたら、浜辺できゃっきゃウフフすればいいじゃない! まだ寒いけど!!

先ごろ多目的運動場が整備されて、室内練習環境も良くなった印象です。

宿泊ホテルも園内のラグナガーデンだし、移動中や練習中の選手と接近する機会も多いのです。

その際、若い女子相手だったりすると、選手も気さくに言葉をかわしてくれたりするようですが、チーム全体のファンサービスについては、コロナ対応を引きずりつつ、渋~い印象かな。

サインは売店で~円以上購入した人に参加券が配られる式で、早い時間に定員に達してしまう状況でしたね。ちなみに写真の行列がサイン会待ちのもので。1日1回2選手のみが対応していました。

やはり午後からは練習試合で、この日はちょっと寒かったのよ。

海辺でだいぶ風も強いのだけど、スタンドを背にしてる分、まだなんとかしのげる環境。小さな屋根の下は概ね関係者席ですし、こちらの会場については、念のための防寒&雨対策が必須かな。

ちなみに今年はWBCの開催と重なってしまい、スター選手は軒並み宮崎に引き抜かれて不在でやんの!

最も私なんて、ほとんどの選手を知らないんだけどね。

最後は那覇市営奥武山野球場の読売ジャイアンツです。

こちらの会場は設備も立派だし、空港や那覇市街地からのアクセスも至近という、まさに球団の格の違いを見せつける好環境です。

選手の宿泊はスパ併設のロワジールホテルで、ロビーには高そうなゴルフバックが林立する風景よ。

こちらでは、各種練習見学ツアー、抽選会、ステージイベントなども頻繁に設定されており、この日も徳光氏が来て寝ぼけたことを喋ってましたね。

私は場内の沖縄そばを食べるべきかやめとくべきかで頭がいっぱいです。

やはり、キャンプ地でのファンサービスはジャイアンツが随一です。

選手やコーチも練習場の移動などのタイミングで、サインに気さくに応じてくれる傾向なのよ。

特に推し球団がないのならば、那覇のジャイアンツを覗くだけでも十分楽しめると思います。

この他、北谷公園野球場の中日、沖縄市営球場の広島あたりまでは、那覇から日帰り見学できる距離だと思います。

そんな調子で、いつも以上にキャンプ地巡りのスケジュールだったため、今回は那覇の街をゆっくり散策することも出来ませんでした。

ざっと見まわす限り、人出は徐々に回復基調らしく、特に若い旅行者が目立ちましたね。

ただ、さすがに観光で食ってた街だけあって、コロナの傷跡は他所よりも深~くエグ~く刻まれた様子です。完全回復までは、まだまだ時間がかかるんだろうな。

先ごろ、牧志公設市場の衣料雑貨部も閉鎖されたようで、商店街の猥雑な風景も過渡期にあるみたい。

これについては寂しくも感じます。

需要の変化や設備を更新しなきゃならん事情も理解できる一方、近代化した施設が必ずしも魅力的に機能しておらず、ご当地らしい観光風情が薄れていくのも確かなんだよな。

同様に綺麗な海岸を埋め立てて、ショッピングモールや公共施設をどーん整備すればいいという、従来の都市拡大路線にも、本当に島民は豊かになっているのかなという疑問を感じるのです。

夜の商店街で、若い子たちが楽しげに酒盛りしている姿が、とても眩しい今日このごろ。

ちとせ商店街ビル界隈では”せんべろ”が大人気で、安い飲み屋にすっかり席巻されておりました。

せんべろもさ、沖縄ではまんまの意味で受け取ったらしく、1000円でつまみと酒4杯とか設定してて、目を疑ったわ! 奴ら、マブで脳みそが泡盛に漬かってるんじゃねーのか? そりゃ行動制限なんて聞かないよなって、デニーにちょっとだけ同情しました。

プロ野球キャンプ地周辺は、基本的に飲食不毛なので、食ネタのお土産は多くありません。

朝、ホテルでたくさん食べこんで、その日の命をつなぐ感じよ。

それでも、色彩鮮やかな2月の沖縄を楽しみました。

高松編と並行して、全7日分の更新予定です。よろしくね!

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