駅の近くの住宅街に隠れたベビーカステラのお店。
首里城からの帰り道は首里駅に戻るよか、儀保駅へ下ってきた方が楽ちんなんだよね。
今回はいつもと違う路を通って駅の手前までやって来たのですが、どうせなら新垣本家も覗いておくべかなと、急に曲がった路地の途中、この店が目に入ったのです。ちなみに新垣本家はお休みでした・・・
たぶん新しいお店なんだよね。 沖縄らしい古民家を改装した店舗で、なかなか雰囲気良さげな構えです。何屋さんかと思ったら、ベビーカステラのお店なんだって。
聞くところによると、周辺の4つのお寺を巡る ”首里十二支巡り” という企画があるらしく、それにあやかったお菓子みたいです。
カステラは大きめの飴玉くらいのサイズで、我々が知るベビーカステラよか、だいぶ小さめです。プレーンのものもありますが、面白いのは具を入れたタイプ。
これは中心に黒糖の欠片を入れて焼いたもの。
きなこがまぶされたこちらは、しゃりっと甘い冬瓜の砂糖漬けが入ってるんだって! きっぱんは刻んだものを、いろんな郷土菓子に使うことがあるみたいだけど、冬瓜の方をこういう形で使うのは珍しいよね。
食感や味のアクセントにご当地らしい具を入れるのはちょっと面白いと思うの。ただ、いかんせん、皮となるカステラはパスッと力なく、口の中には具の印象しか残らないのですよ。
もうちょっとサイズを大きくするか、生地やお味の密度をあげないとどうかなという率直な感想です。
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