県警裏手の住宅街にあるお饅頭屋さん。
やはり百年の歴史を持つ那覇三大まんじゅうの一つ。
これは私も食べたことなかったんだよ!
天妃前はテンピヌメーって読み、媽祖の神社の前で売られたのが名の由来なんだとか。
他に牧志の市場でも扱っている婆さん屋台があったな。
ちなみにペーチンというのは琉球王朝の役職の名前らしく親雲上と書くのかな?
とにかく偉い人のことよ。
お店は新しくしたばかりらしく、清潔感があるね。
若いオネーサンが応対してくれたんだが、
こういうまんじゅう屋さんは代々女系で受け継いでいくしきたりなんだとか。
商品は天妃前饅頭とわらび餅を扱っており、
どちらも店内のテーブルでお茶と共に頂くことが出来るよ。
お饅頭はメダル大に薄く伸ばされたもの。
ペタッとした皮の材料は小麦粉で、
やはりサンニンの香りをつけながら蒸して作るらしい。
餡は黒糖と粉っぽい何かを練ったものなんだけど、食べただけでは分からなんだ。
後で調べたら麦焦がしだったみたい。非常に素朴なお味。
甘みは相当抑えられているから、
お茶のお供には弱いんだけど、あっさりといだだけるよ。
セットのお茶は月替わりのものをいただいた。
緑茶ベースで柚の香りがするフレーヴァーティー。
壺屋焼のズッシリとした湯のみで楽しむことができる。
たぷり3杯分くらいはあるかな。
1卓のみのお茶スペースはきれいでゆったりできるんだけど、
時間によっては日光が強烈に差し込んでくるので、ブラインドの導入を要請したいな!
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