沼津の「ブルーウォーター」でメープルパンプキンアップルパイ

魚町にあるリバーサイドカフェ。

かつて沼津駅前を賑わわせた大繁華街も、郊外に新興するららぽ的なものに抗す力は無く、荒廃の文字が曇天から滴り落ちているような昨今。

しかし、一方で、次なる世代が様々な模索をしているところが、街の希望になっています。

沼津と聞くと、港の飲食街とか、なんぞ魚クセェイメージしかありませんよね。

いやいや、それだけではありません。かつての蔵や、干物工場、倉庫などをリノベしたタイプの面白きお店も点在しているのですよ。

こちらもそんな一つで、沼津のオサレカフェの魁的存在として、メディア露出も多いお店ですね。また、夜利用もできる点で、中心部では数少ない選択肢となっています。

店舗は二階部分。入るとまずは雑貨やアパレルを扱うスペースがあり、さらに奥へ進むと、狩野川を望む開放的なカフェ空間が待っています。

どうやら数年前に経営が変わったりもしているみたいですが、人気は健在で、この日も女子たちで賑わっておりました。

名物は特製アップルパイ。

今回はハロウィン限定バリエーションののメープルパンプキンアップルパイを注文してみました。

まぁ、悪ノリだわな！！

本来は丸く焼いた小アップルパイの上に、水晶玉かというような量のバニラアイスを乗せた、インスタ映える品。

これは、さらにクリームやかぼちゃモンブランペースト、メイプルシロップをまでけ回して、見た目的にも、お味的にも飽和崩壊している状態です。蛮なガッツは感じるけどな！　心さやかな乙女のくいもんじゃねーわな。

なお、この日は手際が悪かったのか、コーヒーがずいぶん先に出て、それが完全に冷え切るくらいになって、やっとパイが到着したんだよ。その段階で、諸々溶け流れ、パイがグダグダになってたからな。あんまり欲張らずに、定番品にとどめとくのが良いなと思いました。

でも、窓からの眺めも気持ちよく、良き環境のカフェだとは思うのです。