静岡伊勢丹地下のご当地コーナーで購入しました。

静岡土産に関しては、駅施設でおおむね調達ができるのですが、もう一歩を求める方は、伊勢丹の地下を覗いてみるのもいいかもしれませんね。松坂屋とも微妙に商品が異なるので、どっちも巡れば完璧です。
定番に混じって限定入荷の品もあったりして、ボチボチ営業だろうと甘く見ていると、わりとシビアに売れていくようなのです。
私は「中村屋」の親子丼弁当をタッチの差で買い逃しました。

こちらは駅を含め、主要なコーナーには必ず置いてある定番品です。
清水に本店を構える創業元禄八年の老舗の羊羹。
将軍家光の頃、旅先で病んでいた明の僧を助けて伝授されたという、東海道の歴史を纏う品です。

平たい蒸し羊羹でした。
竹皮で包んで蒸し上げてあり、その香りが最大の魅力になっていますね。
食べるときも笹ごと切り分けて、食べる直前に剥くと、ふわんと薫るのよ。
羊羹には米粉が入る分、ういろうっぽさというか、幾分ネッソリとした口当たりです。竹の香だけでなく、あんこの甘い香も顔を出し、いかにも古式ゆかしき風合い。
ただ、中身のパックがペッタリギュウギュウになっていて、どうなのかなぁ。お土産には便利なんだけど、パック前の状態で食べてみたい気もします。
原理主義にこだわらず、素直に栗入りにしとけば、もっと楽しかったかもしれん。
コメント一覧