市大病院の斜向かいに出来た定食処。
区役所の移転効果で、この地に封印されし魔物がついに目を覚ましました。
元々は「中華一番」の浦舟町支店。
塩っ気が舌に刺さるようなラーメンスープなど、味はいまいちだけど、病院の目の前だし、夜遅くまでやってる的な扱いで、地域に愛され?ていたお店です。
しばらく前から閉まっていて、おそらくマンションに再開発されるのかしらと思っていたのだけど、まさかの復活。いやいや、どうせならもっとステキお店ができてくれれば・・・
しかし、綺麗さっぱり直して、見違えるようですね。
一階はピン客用のカウンター、二階はどこかで見たようなテーブル席が入り、おそらく飲み客にも対応しています。見た目よりもキャパがあります。
新店は中華ではなく「和食いちばん」の系譜に連なるみたい。
ただ、メニューは本家ほど豊富に用意されておらず、フライ中心の定食やカレー、日本蕎麦等。値段は総じて手頃です。
一番といえば、無駄に眠らない店として知られておりましたが、人手不足等の関係で営業が短縮されましたよね。こちらはさらにタイトな設定で、ランチと夕飯時に絞っての営業となります。
おそらく自家製ではないのかなと思われ、面白みに欠けます。一方でカレールーに関してはむしろ業務用を使って手を加えないでほしい気持ちもありますよ。
ただ、ボリュームはあるぞ!
豚生姜焼き定食です。
引きで撮ってますが、実際はそれぞれの器がデカくて、やはりボリュームは満点。ちなみにご飯は小盛りだからね。
豚はややパスで、味付けも比較的弱め。
一番と聞いて連想するニンニク塩分なゲスさはありません。単に安いってお味。
鶏唐揚げ定食。
これも引きなのでわかりづらいですが、大茶碗にしっかり盛ったご飯がこちらのデフォ盛りになるようです。さらにご飯の大盛りおかわりが無料ということで、近くに工事現場でもあれば大人気でしょう。
でも、前は病院とか福祉施設なんだからな!
唐揚げは大ぶりのものが6個。
揚げたてアツアツの竜田揚げです。
ただ、味が薄い。下味の塩コショウ程度。
あれ?タルタルをつけて食わせたい流れなのかな?疑問に思いつつも、やはり醤油などに手が伸びてしまったところ、卓上に別途唐揚げ用のタレ瓶が置いてあるではありませんか!!言ってくれよ、ヲバちゃん!!
唐揚げは甘辛なタレをかけて普通にイケるお味になりました。
なお、このメニューはサービス定食として、値段も若干安く設定されています。
このお店ではCP的にも、これが最適解なのかなと思いました。
一番自体が久しぶりでしたが、らしさというか、そのスピリッツは堪能しました。
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