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長者町の「バオバオ」で唐揚げクレープ

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大通り公園脇にできた中華風クレープ店。

以前、横浜橋の近くで、ちょこっとだけキッチンカー営業をしていたお店が固定店舗を構えましたよ。

中華風クレープとはなんぞや?

中華北方に伝わるスナックらしく、現地では ”煎餅” と呼ばれているんだってさ。もちろん、日本のそれとは異なり、豆や雑穀の粉をベースにした薄焼き生地で具を包んだものらしいのよ。

先ごろ、中華街にも専門店がオープンして、それなりに盛況だったのさ。でも、次代のブームを狙っていた矢先にコロナで沈静化してしまって、気の毒なことになりました。

こちらのお店も煎餅専科としてだけでは厳しいだろうという見込みらしく、タピオカスタンドや焼き鳥屋を兼ねた立呑処として営業しているご様子。ただ、店内を見たら東北的スパイス串焼き各種が掲示されていたので、焼き鳥目当てな、ご近所のアル中たちは面食らわぬようご注意くださいね。

正直、これはどうなのかなぁと心配しておった開店です。ただ、昨今の周辺はすっかり紅色に染まってきておりますし、呑みにはまだ早い午後の時間にもテイクアウトを利用する若者たちがポツンポツンと訪れておりましたから、全くダメってことはないのかもしれませんね。

煎餅のベースは3種類あり、さらに好みのトッピングを追加可能です。

前回のソーセージがいまいち弱かったから、今回は唐揚げに入った煎餅を選択しました。

注文後に焼き始めてくれるため、しばし待つことになりますが、うかつに手で持てないくらいのアッツアツで手渡してくれますよ。袋の端をつまんで、しばらくの冷却・・・ つか、イートインなんだからお皿出してくんねーかな?

これさ、実物は巨大バーガーにかぶりつくようなボリューム感なのよ! 

メニューだと、キュキュっとコンパクトに巻き上げてる感じなんだけどね、実際はダルダルでモッチリ皮の中で揚げワンタン皮が暴れており、こりゃ、はなから収める気なんて無ぇのかもしれんな。

メインの具は台湾式という唐揚げ。これは揚げ置きのものを細かくカットして使用しています。ソーセージよか食べごたえがあるけど、ベストな具かというとそうでもなさそうで、むしろ、台湾腸詰とか肉でんぶの方が良いのかなって思いました。更にシラチャーソース的なものを絞りたくなる感じ。

あと、今回はトッピングでラーティアオを追加しています。これだけメニュー上で謎のカタカナ表記になっててさ。ラーティアオってのはいったいなんなんじゃろ?とチャレンジしてみたのです。

なるほど分かったわ。中華食品店の店頭にならんでるピリ辛湯葉みたいなアレか!

向こうでは、辣条とか大面筋とかいうらしく、小麦粉や豆粉で作ったスティックへ甘辛なラー油を染み込ませた駄菓子なんだってさ。私らが昔、駄菓子屋のプラ容器から抜いて食ってた、ヘラヘラの串に似たテイストですよ。

このトッピングに関しては正解でした。元々の素材も似通ってますし、どっちかつーとボケたお味の煎餅に若干のジャンキーなパンチがきいて、いい感じになりましたわ。

あと、タピオカとセットで若干安くなるんだって。さすがにいらんわって思ったんだけど、お姉さんの力強き押しに負け、おっさん、ブームの過ぎたヌルいタピオカをボコボコと可愛らしくススりながら帰ってきましたよ。

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