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馬車道の「生香園 本館」で牛バラ肉入りやきそば

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馬車道通りにある広東料理店。

オジサン世代にはおなじみ、周富輝氏が経営するお店です。

週末の夜はなかなかの賑わいじゃんか。

元々「生香園」は周兄弟のお父さんがやっていたお店なんだそうで、その頃から馬車道だったのかは、もっと上の世代に聞かなきゃ分かりません。

ただ、TVの露出が減ってなお、こうして立派な2軒を維持できているのはすごいなと思うのです。

レジにはすっかり細くなった周弟の姿も見えます。ホールに鋭く目を配ってるけど、特に何かをフォローするわけでもない謎挙動は相変わらず。

グランドメニューは品数豊富で、価格も中華街の良い店水準かな。

ただ、載ってるけど今日は作れません的な品も多く混じっており、ハッタリ半分で見てもいいかもね。

その他、今月のオススメ品がペラ紙にまとめられおり、ぶっちゃけ、季節感なんかはあんまり無いのですが、そっから選ぶと店も客も楽ちんって感じの実用セレクトになっております。

そんなオススメ品から、鶏とイカの炒め。盛りは軽めで2人前くらいかな?

グランドメニューから揚げ豆腐と豚肉の辛子炒めの小皿盛りも、2-3人前くらい。

ツルリとした水餃子は、ニラの入る気やすい味わい。 

エビ煮込みそばには、ぶつ切りエビが立派な卵白あんかけがかかります。

これはスルスルッと食べられる系。ただ、煮込みって感じではなくて、スープベースがもうちょい真面目だと、もっと旨いだろうなって思います。

ちなみに似た名前で葱と生姜の煮込みそばというメニューがありますが、そっちは全く様相の異なるローメンぽいもので、どっちか選ぶならそっちがオススメよ。  

牛バラヤキソバはややゲテな濃い味ですが、それが良い。

「生香園」のかた焼きそば類は安定して旨いメニューですね。

タレント店的な印象とは裏腹に、わりと昔っぽさを受け継いでるところがあり、中華街がすげー混み合ってた頃は、ちょっと外してこっちで食ってもいいじゃんか的な手堅さも感じておりました。

今回、久しぶりの訪問でしたが、お料理をあれこれ頼みたい気分はやや薄まって、麺飯をサクッと食べて帰るのが良いんじゃねーかなという方向に傾きました。

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