末吉町にある北海道ラーメンのお店。

こちらも古いお店よね。
かつては眠らないお店だったので、深夜ベロベロになってたどり着き、ラーメンを啜った思い出がありますよ。もちろんお味の印象はありません。舌が馬鹿になってんだからね。
裏通りとはいえ、繁華街において、ラーメンブームの荒波にも負けず、今日まで営業が続いているのはただただ立派。賭場様々な感じでしょうか。
店内は相応に使い込まれておりますが、不潔感はありません。お店もしっかり受け継がれているようで壮年のお父さんが手際よく、もやし炒めの鍋を振っておりました。

味噌オロチョンラーメンです。
ああ、懐かしい感じだわ。
どこぞ田舎のロードサイドで、こういうのを食べたような原風景が想起されるのですが、いやいや、実際に伊勢佐木町で食ってるんだから、それを思い出せよな!
ほんのり甘みのある、まろやかな味噌味。ベースに厚みがないので、きょうびの濃厚味噌に比べるとだいぶ物足りない気もしますが、北海道ラーメンが1くくりで済んだ頃のノスタルジィが漂います。
チャーシュー、ネギ、メンマ、ひき肉もやし炒め。西山のそれっぽい縮れ麺。
オロチョンについては普通という4倍にしたのですが、ぜんぜん辛くありませんね。ただ、その上の6倍は ”熊もビックリ アイヌの火祭り” などと脅かしてくれるので、久々の私はビビった次第。
こういう決断の際に「いったれ!」となるか、「いやいや」と身構えるかで、己が老化を感じますな。
コメント一覧
最近、通りかかるといつも営業時間外で閉まってて、随分遠のいてますわ。
>Nuuさん
活動時間が不健全!
昔は表通りにもありましたよね。湯気が出るマネキンがあったような。
>☆さん
あったあった。
「口福館」のあたりだっけか?