長安道にある中華菓子のお店。
昔ながらの家族経営でがんばっているお店ですよね。
奥で手作りしているお菓子も良いのですが、今回は中華饅頭のご紹介です。
散策の途中に蒸したてを食べたいぜという当然の需要に対し、オススメできるお店は決して多くない中華街ですが、一通り食べてみた結果として、こちらをピックアップしたいのです。
価格やお味はもちろんですが、大事なのは饅頭の保温状態なんですよ。「北京飯店」にようなおいしいお店でもウォーマー保管は論外。やはり、せいろで湯気を上げているお店が良いと思うのです。もっとも、入れっぱなしで皮をぶよぶよにしているとこは駄目だけどさ。
肉餡は比較的マイルドな味わいです。干ししいたけの風味に、たけのこやよく練ったお肉の食感もあって、王道な仕上がり。観光販売品はどうしてもインパクト重視の濃い味になりがちなのですが、こちらのお饅頭は一歩抑えて、日常の食卓に上がりそうなリアルなお味に近い気がします。
こちらの饅頭は、特に皮の仕上がりが良いんだよね。ふんわり、ほの甘い饅頭皮が、この商品の最大の魅力といえます。
そして、何年前の水準かってくらいお値段が安いのよ。安くても手抜きなく、ボリュームたっぷり。若い観光客にぜひ覚えておいてほしいお店です。
コメント一覧
昔っから中華街に行くと必ずお土産を買うお店です。
っというか、ココを目当てに行く時も多々・・・
我が家はタイコー(確か、玉子カステラ、と説明された記憶が・・・)が定番です。
>てっつんさん
昔からの馴染みがあるのはいいですね。
一度、かん水ちまきを買ってみたいんだよね。