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横浜中華街の「萬金楼」で〈特撰〉オーダー式食べ放題

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大通りにある食べ放題店。

中華街に急増する食べ放題店の実態はどんなもんなのか、試しに入ってみました。

かつて、中華街大通りのお料理屋さんは、ハレの日に気張って入るような敷居の高さがありましたが、今やギラギラな食べ放題店で埋め尽くされてしまいましたね。

こちらはもともと「揚州飯店」があった場所で、特に知名度のあるお店ではないのですが、時間無制限、3段階の価格設定、タッチパネル注文というあたりが特色でしょうか?なお、市場通りにも支店があるようです。

この日は平日の夕方くらいの時間帯で、お客さんはかなり入っており、ビックリしました。なるほど、マイナーなお店も含め、食べ放題の需要は確かにあるし、うるさい客引きもしっかり集客に貢献してるんだなという事が分かります。

当初は店頭でPRされている最も安いコースを狙っていたの。でもこれは釣り価格のようで、本当の主力は中位からということみたい。手渡されるチラシにはたくさんのお料理が掲載されていますが、実際は上でなければ、それら全てを頼めず、下位の選択肢はしょぼいというところが中華街食べ放題の要注意点です。ここで変にがっかりするよか、端から値段が分かれていないお店に入るほうが気持ちが良いかもね。

まずは前菜三種盛りと焼き小龍包。

後者はお店の目玉メニューでもあるらしいのですが、ネトネトでヌルく、餡の味もいまいちです。なるほど。初手から暗雲が立ち込めますな。

この他、途中でやんなっちゃったから撮影してないのですが、小籠包もやっぱ駄目で、みんなが頼むであろうメニューを、リピートさせない手はずがあるのかも。

よだれ鶏と北京ダックです。

かつては憧れの高級中華だった北京ダックが食べ放題!となると、かなりアピールしますよね!今や、他の食べ放題店でも普通に提供されており、決して珍しくはないのよ。

出てくるのはダックを焼いて皮目をそいだもの。間違ってはいませんが、手間をかけた本来のクオリティとはだいぶ異なるものです。ほぼ甜麺醤を食ってる感じかな。

ただ、自分で包む作業はそれなりに楽しいし、個数制限無く、注文したら、間髪入れずに持ってきてくれるのは嬉しいところです。

エビ玉だったかな?エビ見えないけど。

かつての食べ放題には、注文してもお料理が全然来ないので、満足に食べられないというがっかりシーンがありましたが、決して良筋とはいえないこちらのお店でも、お料理の提供は滞りませんでした。蒸し物や揚げ物はちょい時間かかるけど、対応はむしろ早いくらいなのです。

豚足煮と焼きそば。

ただ、お料理のお味は良くないです。あえて、質を落とすことで、おいしくないから、追加注文がはかどらないという方面の抑制アプローチはあるのかもしれません。また、提供が早いのも、グダグダと粘られるより、早々にお腹いっぱいにさせて、席を回転させたいという思惑かも。

一見、旨そうに焼けた餃子。

中華の食べ放題において、お料理はどうしてもやっつけになってしまう一方、点心に関しては、通常提供品と変わらないものが出てくることも多いので、期待できない時は焼物や点心に逃げるのが一つのセオリーでした。しかし、近年の食べ放題においては、点心もイマイチに作ってあるんだな。

お味は相応でありますが、蒸し物や揚げ物は、その出来たての熱でもって、なんとか食わせる力がありますので、ここでは揚げと蒸しを中心に組み立てるといいかもしれませんよ。次は無いけどね。

ちなみにタッチパネルでの注文は、コミュ障の私にも楽で良かったです。

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