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横浜中華街の「重慶飯店 本館」でハタと黄ニラの香り炒め

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開港道にある四川料理の有名店。

重慶のランチというと、かつては中華街でも五本の指に入る存在でしたね。

名店の味をお手頃価格でいただけるだけでなく、お料理の内容もちゃんと季節感や創意工夫を盛り込んだ楽しいものでさ。日々通えるのは近隣勤務者の贅沢な特権でしたよ。

別館が無くなり、本館もゴージャスにリニューアルして以降は、ランチも相応なお値段になりました。もちろん、今でも十分に価値はあるのですが、昔と比べると、どうしてもね。

もっとも、方針転換後もお店は十分に賑わっており、フラッと寄って、すぐに飯が食えるほど甘くはない状況ですか。本館はそれほどキャパのあるお店ではありませんし、コロナで席も詰めないから、なおさらです。

ランチはコースの他、週替りとなる数種類からメインを選べる定食があります。

価格的には一番安いコースとさして変わらんようになりましたけど、コースは気合いを入れんと食い余すくらい出てくるので、少人数で訪れる際は、やはり定食が無難です。

つきだしのモツのピリ辛和えと、豆腐とノリのあっさりスープ。

スープや白飯はおかわり可能で、昔はお櫃でどーんと出てきましたよね。

もの足りない向きにはオプションで名物の麻婆豆腐の小鉢を付けられます。

やっぱし旨いのよ。

でも、メインがおかずが十分量出てくるので、観光で来て、どうしても食いたい時以外はやはり余計な注文です。

ハタと黄ニラの香り炒め。

他のベタなランチとは風合いの異なるお料理がいただけるのが魅力よ。

ただ、従来に比べるとメニューにおっと目を引く品は少なくて、全般的に手堅き内容にまとまってきているのかもしれません。

リーマンたちの日常を支えつつ、いざという時の宴会や会食を引っぱってくる式の営業から、もうちょいリュクスで保守的な中高年層や在外観光客にシフトしていった結果なのかな。

牛肉と茄子の醤油煮込み。

定食の分量ではなく、ガチ分の一皿が出てきます。できることならば、多人数で訪れ、各々のお料理をシェアしながらいただくのが、一番の利用法です。

お味については、大店の安定感という感じでしょうかね。

デザートは湿気た焼き菓子とマンゴー味の人工イクラ入り杏仁豆腐。

ゆったりお食事できるのならば、観光地においてはむしろ安いとも思えるランチです。

ただ、ご多分に漏れず人手は足りて無いようで、アピールしてもなかなか注文の目を合わせてくれないし、前菜やスープはともかく、先に麻婆だけ出てくる、だいぶ遅れて白飯だけ出てくる。そんで、メインはさらに遅れて、んもう! なかなか食べられねぇじゃんかという状況でした。

これでコロナ下の平日だからね。むしろ、回転してる小店の方が、よほど熱のあるものを食えて、満足度も高まるのかもしれませんね。

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