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横浜高島屋の「たねや」でオリーブ大福他

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地階に入る和菓子屋さん。

この春はやたらと「たねや」のお菓子を食べていました。

皆さんは御存知でしたか?

「たねや」版の水ようかんであるところの本生羊羹は、季節ごとに味が違うことを。

今回は春味バージョンを買ってきたのですが、うーむ、全部ならべて食べ比べなきゃ分からんぜよ!

通常の水ようかんの一歩先をいっている感。とろんと軽やかで、まさに清水を感じるような仕上がり。やはり暑い時期に食べるのが良いんじゃねーかとも思いますよ。

オリーブ大福は、いかにも「たねや」のしゃらくささが結実した商品です。

近江米を使った餅皮が、半殺しなところもゾワゾワしちゃうわよ。

こしあんの一口大福に、イタリアCMV社のエキストラバージン・オリーブオイルをかけて食えっつーことなの。

このカブれた感じよ! 小金持ったオッサンが遊びでやらかしそうないけ好かなさ!

でも、お味はおいしいのです。くやしいけど、身体は正直!

オリーブに果実みがあるからね。ほんのり塩みのある大福に、香りとコクが加わる感じで、お菓子としても意外に違和感はないのです。

考えてみれば、中華餡やあんバターみたいな取り合わせも定番だし、香味油と組み合わせた和菓子は可能性を感じる試みですよ。

販売店舗限定品という文字につられて買ってしまった、たねやレーズンサンド。

これは「クラブハリエ」で扱うものとは異なる、和に寄せたタイプの商品です。

名物の最中と同じく、まさかの自分で挟む式!

皮とラムレーズン入りの白餡が別梱包になっておりましたよ。

さっくり焼けたサブレ皮の香ばしさと食感。

たしかに、レーズンサンドってば、しっとり湿気りがちだから、このアプローチは面白いです。

お味もイケますね。

ただレーズンサンドとしての先入観があるので、もう一歩のこってり感も欲しくなってくるかな。むしろ、洋風最中的な別物として扱っても良さそうです。

ぼたもちの季節です。

京都の上菓子屋さんでも作っていたりはするのだけれど、このお菓子については、あんまり上品に仕上げたものは、食指が伸びません。

その点「たねや」はよく分かってらっしゃる。

素朴さを漂わせつつ、大ぶりに作ったもんが一番なのよ。

定番のつぶあんと、十穀米で餡を内包したタイプの2種類。

香ばしききなこも別添えされ、食べごたえ十分なお品でした。

これは、ひなの節春三色というセット。

通常よか、小ぶりに可愛らしく作ってあり、三色並べて食べられる楽しさよね。

刻んだ金柑の入る黄身しぐれ、果肉入り桃餡の求肥包、粒あん入りの草餅。

彩りもお味もいい感じです。

やはり、手がたき「たねや」のお菓子色々でした。

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