若宮町に不死鳥のごとく復活した中華店。
名無しさん、情報ありがとね!
酔園燃ゆ!! という報が一部界隈を震撼させた昨年末。
どうやら、鍋に火をかけたまま出かけちゃったというベタらしいのですが、付近では「翠仙」も燃えちゃいましたし、火の元にはくれぐれも気をつけたいものですね。
そんな「酔園」が、旧店のすぐ近く、お店の駐車場になっていた突き当りの住宅を改装して、灰の中から復活オープンいたしました。規模は大きく変わっておりませんが、小綺麗な体裁です。
元々、住宅街の裏通り立地し、目立つお店ではありません。しかし、近隣の住民や教団関連のお客さんの支持が厚く、手堅く賑わっているお店なんだよな。
ぶっちゃけ、お料理に関しては、町場の中国人中華らしい俗なものですが、ボリュームがあって、リーズナブルなのが最大の魅力。姐たちの気さくな接客も下町オールドの心をがっつり掴んでおり、やらかした後でも、皆に再出発を祝福されているような雰囲気でした。
表のメニュー見てたら、ライオンヘッドという名前で獅子頭が出てたり、定番料理を核に、ほんのり上海味が漂うお店だったみたい。
そんなわけで、久々の注文はパイコーチャーハンにしてみましたよ。
しかし、ここは名物のチャーシューが散った五目チャーハンの方にしとけばよかったかも。
ベースとなる卵チャーハンが、さっと炒めただけで、まだ白飯から脱皮しきってない仕上がりなんだよね。カレー風味の排骨は、わりと厚みのある骨付き肉をサクッと揚げてあり、カジカジ食べるとおいしいのです。ただ、飯を進めるおかずではないからね。やはり結構な盛りなのが、逆に負担になっちゃったわ。
私は喉の潤いを失った中年でもあるので、杏仁よか、スープが欲しくもあるのです。
その一方で、こちらのお店らしさの健在は確認できました。他の卓ではセットとか定食のオーダーが多いようです。2,3人で来て、ボリュームたっぷりのお料理定食をシャアする形が、このお店の最も正しい利用法なんじゃないかと思いますよ。
ちなみに器は「華王飯店」のものを流用してたので、なんか繋がりがあるのかもしれませんね。
コメント一覧
久しぶりにブログを発見して思わずコメントしました!まだ続けてらして嬉しいです!
しかも龍宝とかうちの近所までいらしてたのですね!
酔園は大好きで良く五目そばを食べに行っていましたが、火事以降行ってみたらなんか味が変わってしまっていて…
もう一度行ってみようかな。
>しーちゃんさん
ダラダラ続けていてお恥ずかしい。
成長してるのは、胴囲だけです。