日ノ出町「とんかつ檍」のメンチカツ

日ノ出町にもお店ができましたね。

銘柄豚を使った分厚いとんかつをお手頃価格で提供する人気ブランドです。

運営マニュアルが確立しているようで、独立まで長い修行を要した従来に比べ、飛躍的なスピードで店舗を拡大しております。

野毛山への坂の登り口。

これまでも幾度となく飲食店が夢破れてきた半地下の店舗です。

店内は奥に一卓ある他、カウンター席のみ。

大岡川沿いが大変混み合う、お花見時期の週末に流れてきたのですが、こちらはほどほどの客入りでした。

上ロースかつ。

もうね、塩で食うとか、そういうシャラクセェことはせず、初手からソース貫徹だよ。

カタロースかつ。

ひれかつ。

どれも食べごたえ満点だし、やはり街場のとんかつ水準を確実に底上げした存在でもあります。

ただ、人材育成は必ずしもおっつかないようで、蒲田エリアの旗艦店の仕上がりに比べると、火入れ油切れみたいな部分で荒っぽさを感じますか。まぁ、そのへんは今後磨かれていくのかな。

おかわりどころか、すでに一人前の揚げもん定食すら持て余しつつある私です。

しかし、食べ足りないことを何よりも恐れるデブの習性も未だ健在で、つい、余計なメンチを追加しちゃうのよねぇ。

そんで心底公開するのです。もうゲブンゲブンです。

ざっくりなパン粉。中の餡はネッチョリで、ちょいギリかもなって感じのピンク色でした。