ちょっくら、箱根に行ってきました。

宿泊は富士屋ホテル。
・・・といっても、宮ノ下のモノホンには手が届かないので、湯本にある系列で我慢します。
箱根湯本駅から早川を渡ってすぐの立地だから、とにかく楽ちんなのよね。
こちらはモダンな大型観光ホテルの体裁になっており、別館には大きな宴会場も備えているので、結婚式やパーティーなどでも稼ぎたい雰囲気。洋式のお部屋も多いため、外国人観光客も利用しやすいんじゃないかな。
設備はそれなりに古くはなってきているのですが、ちょいちょい手を入れつつ、清潔に維持されております。スタッフの対応も行き届いているから、快適に過ごすことができますよ。
もちろん、箱根なので露天風呂付きの大きな温泉もついております。旅館みたい趣は無いけどな!

ロビーにあるバーラウンジ「THE BAR」はできたばかりのようですね。
オープンな環境なので、気軽に利用することができますよ。
平素、お酒は欲しない私ですが ”ハッピアワー” という言葉は大好きなのよ!
ということで、お風呂上がりに一杯引っ掛けましょう。

ホテルオリジナルの箱根ヴェールは、山の緑と朝靄のような綺麗なカクテルです。
ベースは箱根ナンチャラというクラフトジンらしく、「黄金井酒造」が作ってるやつなのかな?
マスカットリキュールとパインジュースが加わり、おもちゃのようなお味。
ちなみに、スマホのメモに「いっぱいがおっぱい」という謎の文言が残っており、ちょびっと飲むだけでたちまち酔っ払っていたことがうかがえます。
下戸が過ぎるな!

ホテル内には和洋中のレストランが揃っており、夕食にはお好みのジャンルが選べます。
家族連れにはお寿司が手軽かなと。
ただ、富士屋ホテルなので、やっぱりレトロなフレンチを選ぶ方が多いのかもしれませんね。この夜、こじんまりな鮨処を訪れる宿泊者は数組程度でした。

八寸。
神奈川の地酒各種も揃っており、いつもの丹沢山をいただきましたが、値段はお高め。

お刺身はかつおと、かます、鯛、サーモンで特に相模湾ぽさは漂いません。

シャリを添えた穴子は、ふわんふわんの柔らかさ。

握りのシャリはだいぶ小さくしてくれているので、女子や高齢者でも負担無く食べきることができそうです。
ホテルなので仕方ないけど、提供前に保冷している分、全般的にやや冷たいのは気になりましたね。
デブもさ、すっかり歳をとって、会席の品書きを眺めながら残り何品くるんだよと恐怖を覚えるようになっておりますので、夕食としてはもうこのくらいが十分贅沢で適量に感じるのよ。

しじみ汁が落ち着くわ。

メロンなどにワインジュレを乗せた水菓子でおしまいです。
ゆったり落ち着けた夕食でした。


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