三浦へ遊びに行ってきました。
みさき~ めぐーりーのー♪ バスはー はーしるー♪
ってのは、”岬めぐり”であって、”三崎巡り”じゃないのに、ちゃっかり駅メロディにすな!

三浦海岸という、すっかり忘れられた観光地ですよ。
”青いデートナビーチ” と喧伝され、SEGAのポリゴン車がかっ飛ばしかねない神奈川のフロリダだった場所。
我々の若い頃は、夏といえば三浦海岸とスイカのイメージだったのにな・・・
90年代には100万人を超えていた海水浴客は、もはや100分の1も集まらなくなっているようで、ついに海の家の運営希望者がいなくなったという衝撃のニュースもありました。どうしちゃったんだよ!
まぁ実際、現地に早く着いても、なにひとつやることが無ぇから、人生の後悔をかみしめながら浜でボーっとするだけなんだけどさ。
京急は油壷や城ヶ島を開発したいようだけど、その前に、この三浦海岸がもったいなかろうとヤキモキするのです。

なにより都心から京急一本でアクセスできる利便性。
広い砂浜。気候はそこそこ温暖だし、景色も良いし、マグロはどうかと思うけど、地魚類や大根、キャベツ、スイカ、メロンといった名産も多く、決して魅力が薄い場所ではなんだけどな。
気軽な遊びには遠すぎるし、旅には近すぎるというハンパさ故なのか。手間やコストがさして変わらんのなら、箱根や熱海へ行きたいよってなる気持ちもよく分かるのです。

もちろん横浜市民なら日帰りも余裕ですが、たまにはゆっくりしてみるべということで、マホロバに部屋を取りました。
そもそも、ろくな宿が無ぇというのが三浦観光の欠点で、油壺の京急ホテルが閉まって以降、ファミリー層は細々とした民宿か、マホロバに泊まるしか選択肢がありません。
こちらはバブルが弾けて頓挫したリゾートマンションを転換しているので、キッチンが付いてたり、そのまま家族が暮らせそうなくらい部屋がデケェんだよね。
一応、ヌルくてしょっぱい温泉も掘ってあるし、雨の日にはウォーターパークもあるので、夏場のレジャーには悪くないんだけど・・・

独立ホテル故、運営には限界があって、かつてのお手頃時代ならまだしも、コロナ以降の安売りしない路線では、実態との乖離が浮き彫りになってくるかもしれませんね。
順次、改装はしているようですが、冬場はエアコンをガンがけしないと無駄に広い部屋があったまらないとか、玄関から屋外通路を使うので食事や風呂の行き帰りが寒すぎるとか、大浴場のシャワーがヌルすぎて風邪ひきそうとか、まだまだ行き届かん点も残っております。
ちなみに高層階ほどお値段が上がりますが、元々高台にあるので、見晴らしは大きくは変わんよ。

夕食は2Fのレストランでビュッフェスタイルです。
こちらはリニューアルしたばかりのようで、以前よりも広く、だいぶ綺麗になりました。
アジアなインバウンドどもも、わざわざ三浦なんぞに来ないようで、だいぶ平和な雰囲気。
案内や皿下げ等のサービスも意外にしっかりしてくれて、今どきのホテルとして恥ずかしくない体裁です。
団体需要もそこそこあるらしく、和食処や宴会場で会席を提供する別ラインも設けてありますよ。

ビュッフェの看板は、三崎名物のマグロを中心としたお刺身とお寿司。
ただ、皆さんも重々承知と思いますが、マグロを楽しみに投宿するなら空振りだろうな。
照明が新しいので、やたら美味しそうに撮影されていますが、クオリティはまぁ並程度よ。
巨大な桶にたっぷりとならんだ姿はインパクト満点なんだけど、もう一歩解凍途上なのが残念なところで、お刺身の質以前にもうちょい頑張れる部分もあると思います。どちらかというと薄切りを乗せたお寿司の方が頃合いに溶けてますね。
そもそも、冷凍マグロの水揚げ地である三崎港に来れば、美味しいマグロが食べられるという発想自体がビミョーで、ぶっちゃけ、地元の繁盛してる回転寿司のほうが無難なケースもありますよ。

揚げたて天ぷらと温菜類。
業務品のギョーザと春巻が手堅く旨いのが悔しい。

その他、和洋中まんべんなき内容です。
三浦野菜の豆乳鍋や大根ステーキなどもありましたが、周囲の畑に売るほど埋まっている安価な野菜類をもっと活用して、ご当地感煽るる内容にしてほしいなと思うのです。

食事環境はゆったりして、いい感じでした。
ただ、現状はリゾートビュッフェのアベレージから、ほんのちょっと頭が出たくらいかなと感じます。

独立系なので、それでもモードを取り入れつつ頑張ってはいるんだろうなと思いますが、あとは宿泊代との兼ね合いかな。


コメント一覧
余談ですが……
「岬めぐり」の舞台は三浦半島なんですよ。駅メロのことは知らなかったですが。私が三浦海岸と津久井浜で井戸掘りまくってた頃は、駅メロなんて無い遠い昔でした。