麟閣というのは利休の息子、小庵が会津に匿われているときに、
城主の蒲生氏郷のために作ったお茶室。
その茶室の中で飲めるわけではないのですが、
出口にこんな一服スペースがあり、
入場の際に注文すると改札事務所のお姉さんがお茶を入れて待っててくれます。
抹茶は温冷を選べ、これは冷やしたもの。
氷のせいか、だいぶ薄くなっていて、香りがねぇな!
お菓子は薯蕷饅頭。
エグ味のないなめらかな仕上がりの餡は、
しっかりした甘みで、小粒でも十分な存在感あり。
なかなかおいしいじゃんと思って聞いたら、
七日町にある「熊野屋」のものみたい。
新しいお店だと思ってスルーしてしまったんだけど、
実は120年の老舗だったらしく、寄らずに失敗したよ。
ちなみに麟閣ですが・・・
ビニール素材や観光のぼりで補修するのはやめてくれ!
今や千利休も茶を吹く惨状を晒しているぞ!
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