黄金町の路地裏にあるベトナム料理店。
このお店にすっと入っていける在華坊さんを尊敬する。
私なんか、決心するまで一年もかかったぞ!
つか、まだお店が続いていたことの奇跡だな。
冒頭で”路地裏”なんて、かわいく書きましたが、
「つたや旅館」の廃墟が鎮座する、暗黒罰ゲームのようなあの場所です。
壁面を虹で飾ってみても、なんも足しにならんから!
しかも、お店というか、薄暗~い民家なのよ。
内部には動きのかけらも見られないし、
居間の窓から侵入していく、このエントランス。
もう入るだけでドキドキもんでしたが、
奥から漏れ聞こえるのは、ミャーミャーいうような独特の響きで・・・
アート系のなんちゃってエスニックではなく、
本場モンの住んでいるお宅だったみたいです。
もはやこの地では、何があっても驚かないけどね。
声をかけると兄貴がユルユルやってきて、台所で調理を始めます。
暗すぎてよく見えませんが奥はスナックのカウンターっぽくなってるし、
なぜか鉄板対応のテーブルがあったり、テーブルには各種タバコ?が山盛りだったり、
本当に得体のしれない環境です。
メニューはベトナム家庭料理ということですが、
フォーをメインに数品のみ。値段は安く、よく分かんないです。
牛肉のフォーはこんな感じ。
小鉢でもしょうがない値段ですが、
米麺などはしっかりとしたボリュームでも盛りつけてくれますね。
あっさりパンチのないダシに、ほんのりと魚醤のアジアな風味。
特別、後は引きませんが、普通に食事をして、
無事に帰ってこれただけ良しとしましょう。
なお、お店まるごと貸しきるパックもあるみたいですよ。
誰が使うのかは分かりませんが!
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