五丁目にある珈琲店。
若い頃は今ほどコーヒーを好んだ記憶がありません。単にカフェインに毒されていなかっただけかもしれませんが、アメリカドラマ風に言うところのドロ水を薄めたようなものしか身の回りになかった時代も、それほど昔の話ではないもんね。
こと南区の下町において、焙煎したての豆を使うこちらの一杯がとても新鮮に感じられたのを覚えております。その後、しばらく通っちゃいましたもん。
お店に入ると、まずコーヒーの香りがブワッと押し寄せてきますよ。
こちらの珈琲豆販売は、お客さんの好みに応じて、都度、店頭で煎ってくれる形なので、焙煎の熱気と香気が常に店内を満たしているのです。
そんな環境で一服するのもまたよろしくて、カフェ利用のお客さんも多い印象。地元支持の厚いお店です。
この日の珈琲は、苦味のある味わいのベトナムアラビカ。
こと、こちらのお店の珈琲は焙煎が強めで、時に荒っぽく感じることがあるくらいなのですが、いかにもまめやらしい仕上がりの一杯でありました。
内容は変わりませんが、おやつもじわじわと増えております。ベイクドチーズケーキはややポッそりした土台をクリームチーズがねっとりケアしたもの。コーヒーを邪魔しない味加減であります。
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