ゲーセンの向かいにある鴨脖のお店。
西川口に本店があり、首都圏のそれっぽいエスニック街に支店を拡大しつつあるようです。
どうやら本土にも同じ名前の有名チェーンが存在するらしいのよ。んで、当初は西川口のお店も日本進出第一号店を謳っていたのだけど、その後トラブったのか、端から無許諾だったのか、本家からは関係を否定されているとの記事が見つかりましたわ。
なお、関内店は屋号の「周黒鴨」に ”大夫人” がくっついており、お店のキャラクターも男子ではなく女子に変わっておりますよ。何が違うのかはよくわからんのですが、火鍋対応の有無なのかな?
まぁ入りづらいお店!
自分では勇気が出ずに、ミサイルさんに偵察をお願いしておきながら、その後もずっと二の足を踏んでおりました。だって、地下深くの様子がわからんし! 日本語も通じないらしいし!! チャーハンも全く旨そうに見えなかったからさ!!!
でも、いずれ試さなくてはならない宿命。万一、組織に捕まって香港に売られてしまったら、倉田保昭Gメンとゲストの志穂美えっちゃん@チャイナ服に助けられたいなとドキドキしながら階段を降りました。
午後も通し営業らしく、ボチボチとではありますが、お客さんはやってくる様子。穴蔵のような店内では、ど こか眠たげな中国青年が麺をすすってたり、女性グループが鍋をつついたりしてましたね。日中のイセザキモールも日本人抜きで商売が成り立つ環境になりましたな。
中心部には串刺し具材がずらり並ぶ冷蔵ケースや、自分好みのタレを調合できる調味料&薬味台なんかがどーんと設置されておりました。
メニューは鴨脖などのピリ辛つまみに麻辣湯や火鍋、若干の軽食という内容。どうやら本格的な調理環境は無いみたいですね。鴨脖類も予めパッケージされたものが冷蔵庫に並んでいたので、どこぞでまとめて作ったものでしょう。
あんまり期待せず、気軽にラフに使うお店だろうなと思います。
麻辣湯と焼冷麺をいただきました。
メニューの指差しでイケるだろうと踏んでいたのですが、具材や辛さ、6種の麺から選べるという麻辣湯のシステムがちょい複雑だから 対応してくれた兄貴に日本語が通じたので良かったわ。
自由に選べる式の具材の鮮度は、例によって怪しいです。 最小は3品からになるのかな? 一串の料金が共通なのか、それがいくら(100円くらい?)なのかはよくわからんかったけど、今回はスパイスでマリネしたスペアリブ、白菜、油条に板春雨麺という組み合わせ。
ベースの白濁スープも、カップ麺的なテイストよ。ただ、麻辣な香味油のおかげで、フツーにおいしくいただけるマジック。辛さは中辛にしましたが、そんなに攻めてはおらず、まぁ、むせずにいただける範疇です。ムッチリと幅広な板春雨麺や、スープをじゅんわり含んだ油条は良き選択でしたね。
烤冷面という、冷たいんだか温かいんだかわからんようなお料理。これは、シート状に伸ばした冷麺生地の片面を、卵で薄く付け焼きして、クミンなんかのスパイスと一緒に甘辛く炒めた軽食です。これもムッチリした食感が面白いですね。
具は申し訳程度のウィンナー編が入るくらいだし、調理がグダついているので、必ずしも褒められた仕上がりではなかったのですけど、横浜橋のお祭りとかで売ったら、朝鮮系にも日本人にもウケるんじゃないかなと思うな。
コメント一覧
エルミタージュのあった後に出来たギヤヤとかいう同系統のお店がまた入り難く…
店内に足踏み入れたのに人の気配なかったのでそのまま出てきて以来です。