かに道楽の裏手にある中華料理店。
目当てのお店がお休みで、
ろくな下調べもせず流れ着いたのさ。
お店はまだ新しく、清潔感があるよ。
でも、出迎えてくれたのが、和装のママだったのでビビったわ。
一体どこのクラブに迷い込んだかって思った。
奥では常連ぽいのが刺身パックを持ち込んで酒盛りしてたり、
イセザキナイトライフのカオスっぷりも十分反映しているみたい。
やっぱ、客筋もエロオヤジ&小姐が同伴組が多かったな。
お料理は四川料理をメインにひと通り揃った感じ。
街場のお店というより、中華街のそれに近いんだけど、
お値段はだいぶリーズナブルなのが良いよ。
別紙で福建料理もラインナップされていて、
むしろそれっぽいのはこっちかな?
お料理はちゃんと一つづつ出てくるし、
お茶や取り皿等の対応もしっかりしてたわ。
まず、見た目はおいしそうな前菜。
鳥脚、豚耳、牛モツの特製ソース和えって書いてあったんだけど、
実際はハチノス、豚耳、牛スネだったわ。
ごくごく薄切りで、食べくちはだいぶ蛋白。
甘辛なタレも弱めで、クセはないけど、食べごたえはイマイチかも。
焼き小龍包は見たとおりグッズグズ。
お店のお姉さんオススメの牡蠣のチヂミはモッチリ食感。
例の小粒カキがたっぷり入っていて、コク満点よ。
これはおいしかったな!
やはり攻めるなら福建系メニューかもしれん。
スペアリブの香り揚げもオススメっぽくPRされてたメニュー。
予め甘辛に煮込まれたお肉を、
ネギやらの香味と揚げて風味をつけた感じ。
骨離れもよく、思ってたよりも食べやすかったよ。
盛世特製チャーハンはいわゆる海鮮あんかけチャーハン
写真よりもだいぶ具が少ないけどな!
中のシンプルなチャーハンはパラパラ。
あんかけは甘めで、やや下品なチューン。
ネギそば。
ネギ和え部分はやはりだいぶ甘めの仕上がり。
スープ等もありがちな感じ。
海鮮焼きそばの見た目は良さそうだよね。
ただ、さっきとコックが変わったのか、
今度はほとんど塩味を感じられない仕上がりで実に惜しい。
いままで奥のテーブルで飲んでたもんな!新手のコックよ!
デザートは人数分サービスしてくれた。
この辺のお店って、意外とこういう優しいとこがあるんだよな。
仕上がりは総じて、C級だったんだけど、
これだけ頼んで会計はとても安く、その点はとても魅力的だったわ。
ホントは店頭にある大きなツボを使った、
スープなんかを目当てに来たんだけど、夜のメニューには見当たらなかったな?
入口の看板には書いてあったので、もしかしたら頼めたのかもしれない。
それが唯一心残りだわ。
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