湘南台の「ラーメン まるとも」でタンメン

藤沢町田線沿いにあるラーメン中華店。

久しぶりにやってきました湘南台です。

崖地に無理やり家を立てて暮らすような横浜市街民から見ると、この広い台地の適度に何も無い様は、実にせいせいしますよね。見上げると大きな青い空、気持ちの良い冬の日でありました。

ランチのお目当てにフラれて、たどり着いたのがこちら。たしか八百屋の片隅でラーメンを売り出したら…的な経緯のうろ覚えでありましたが、それはどんだけ昔の話だったのか。お店は主要な街道沿いに立地し、昭和郊外のラーメンチェーン的体裁がばっちり確立されておりましたよ。

店内はお昼を大きく過ぎても超満員の大回転。かなり活気がありますね。

今も待合で野菜を売ってるんだね。ただ、特に地場野菜的なもんがならんでいるわけでもなく、ごくごくフツーの仕入れ品。八百屋として立ち寄る地元民も多くなさそうだし、むしろ、中華店の食材ストックの性格のほうが強そうです。

八百屋の中華といっても、ことさら野菜を推したメニューではなく、麺飯を中心に、定番中華やフライものの定食まで、飯屋として、また飲み屋として幅広く利用できそうなお店です

隣のテーブルでは近隣の爺さん達が八頭やさつまいもの栽培の話しながら、絶賛酒盛り中でしたわ。

タンメンが山盛りです！

もっとも、その山はほぼほぼもやしなんだけどな。底の方まで必死に掘り進んで、やっと太麺を引き釣り出せましたわ。

食べた感じはごく気さくな中華の路線かな。にんにくも奥に薫る程度で、下衆なヨコハマ民からすると比較的おとなしい仕上がりといえましょう。

でもね、野菜はシャキシャキ炒めてあり、その甘みがいい感じにジワリ。オーソドックスな塩スープと麺と一緒に食べた感じのバランスも整っており、単に量が多いってだけではなく、人気の裏付けを感じる一杯でありましたよ。

ちなみに皆の注文は看板のタンメンに偏っているわけではなく、思い思いのメニューがオーダーされてましたね。

でさ、みんなこれにチャーハンや丼つけたりしたセットを食ってやがるのよ。嘘でしょ！？　湘南台民の胃袋はどうなってるんだって戦慄したわ！