七日町の住宅街にある懐かし食堂。
伝統ソースカツ丼の会のパンフを見てたどり着いたよ。
会津若松に到着して初めて食べたのがこのお店なんだけど、
初手から正解だったので、俄然テンションが上がったぜ!
まぁ見てくださいよ!
お店からにじみ出る大衆性を!
狭い店内は全てが使い込んだ茶色、
いや、ソース色に煮しまっていて、実に渋い。
かろうじて動いている昭和なエアコンも効く気がしないもんな。
厨房には息子とばあさん。
また、ばあさんが三角巾姿なのがそれっぽいよね。
メニューは和洋中華食堂って感じなのかな。
オムライスとかラーメンとかも食べてみたいんだけど、
やっぱご当地名物を食わねば帰れないよね!
出てきたカツ丼は写真よりもややおとなしく、
ちょっと外したかなと思った。正直思った。
しかし、食ってみたら旨い!
厚み十分なカツは柔らかく、脂身は甘い良い香り。
パン粉はかなり細かく、ソースを吸いながらも、
表面をクリスプに保っている。揚げあがりも軽いよ。
また、このソースがちょうどいい!
甘辛で酸味が丸いので、飯とも違和感なく馴染んでくるのよ。
私はどんぶり飯に千切りキャベツが乗るパターンが大嫌い。
ゴワゴワとして、なんかお米の食感の邪魔をするんだよね。
でも、この丼のキャベツはほどよく蒸らされていて、柔らかなの。
後口を爽やかにしてくれるので、大歓迎っす。
他の有名店て、サイズやボリュームで押してくるお店が多いのだけど、
丼としてのバランスって大事で、その点、ここのカツ丼はベストに近いと思う。
リーズナブルな庶民値だし、ほんと気に入ったよ!
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