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水戸の「幸田商店」でいずみ干し芋

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「茨城土産で”ほしいも” のはなんですか?」という救いようのない親父ギャグに対し、真面目に、干し芋と答える人も多くなっているのではないでしょうか?

青山なぎさちゃんも大好きらしいですよ! 

「幸田商店」は、国産干し芋の9割を生産するひたちなか市に居を構えるメーカー。

水戸の駅ビの「エクセルみなみ」に直営店を出しています。

とかく野暮ったいイメージしかなかった干し芋でありますが、こちらの商品は、体裁もそれなりにアップデートされており、食べきりサイズで扱いやすいため、主要な販売所では必ず見かけるような定番品になっているようです。

近年、再び注目されるようになってきた干し芋。

やはり、紅はるかの爆誕がエポックになっているのではないでしょうかね?

我が家は茨城にも知己がおり、かつては地元のものを箱で送ってもらっていたのですが、当時の主流は玉豊だったのかな? もっと緑がかったもので、すぐ固くなっちゃうし、素朴な甘みしかなかった記憶があります。

昨今はどうよ! いかにも甘そうな黄金色の商品が増えてませんか? 

食感もネッチリ柔らかく、お味はとにかくスイート。干し芋は格段にうまくなった気がするのです。

こちらの店頭では紅はるかの他、シルクスイート、ほしこがね、ほしキラリなど、様々な品種の干し芋が販売されており、形状も定番の平干しのほか、丸干しやスティック型も購入可能。少量ずつ買って、いろいろ食べ比べてみるのも楽しいんじゃないかと思います。 

今回は黒糖のような風味と書いてあった、いずみの平干しを買ってきましたが、これもしっかりとした甘みがあり、ほっくり香ばしい芋の風味が楽しめるものでした。

ケンピはチップス状のものが好きなのよ。表面積は増えるけど、油切れは逆にいいのか、食感が重たくならない気がするんだよね。

結果、止まらなくって、太っちゃう流れ。 

ついでに、こちらは「プラム水戸」で買った「住谷公商店」と「大文字屋」の商品。

やはり、近年注目されるようになったのが、丸干し芋です。

これも、那珂湊の帰りにどこぞの干しいも屋で出会ったのがはじめなんですが、同じ干し芋でも、こんなに違うものかと驚きました。

そもそもは、形の小さい芋を処理するアウトレット的商品で、地元の他には、あまり流通しなかったらしいのよね。平干しよりか、身に厚みがある分、ネットリしっとりして、旨いんだわ。

欲をいえば、紅はるかの丸干しが最高です。

ただ、製造に際し、より手間がかかり、割高になるため、上のぎらばりのような太めのスティックタイプが、今後の妥協点になるのかもしれませんね。

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