ヤオイちゃんでおなじみの御薗橋801商店街にある中華屋さん。
「サカイといえば冷麺、冷麺といえばサカイ」とまでいっちゃうような冷麺を食べに寄ったのよ。
本店は大徳寺の近く。
こちらもガイドブックの常連だったのだけど、
はるばる京都までやって来て、冷やし中華かよって思うじゃん?
ほのかに気になりつつも、ずっとスルーしてたんだよ。
今回のようなグダグダで寄らなければいつ寄るんだ!ということで、
ついに機会が訪れたのさ。
基本的には下町中華の内容です。
ただ、厨房にはコックさんも多く、お店もしっかりとした作り。
この辺は北の外れだし、それほど人通りのあるエリアでもないんだけど
お昼時は地元の方々で賑わっているようでしたね。
聞いていたら麺飯よりも定食系のメニューが人気みたい。
どれも気さくな値段でいただけるのがいいですわ。
ホールのヲバちゃんがマイクを通してオーダーを通すのが面白いの。
「やきめしイーガー、餃子リャンガー」って!
どっかできいたことあるな!
盛りはだいぶ軽めかな。
具は焼豚ときゅうりにのりとシンプル。
秘伝のタレはごまダレって話だけど、よくあるモッタリタイプでなく、
スープをベースにサラリとしていて、白味噌のようなまろやかな口当たりよ。
でも、まぁ酸っぱい冷やし中華のお味です。
面白いのはむしろ麺の方かな。
たっぷり水分を含んで表面がつややかな感じの太麺。
中華麺というよりどこぞの細うどんのようなモッチリなの。
これがまたキュンキュンに締められるもんだから、凍えた身体に響きますな。
ちなみに名物の冷麺は通年注文できるようですが、他には頼んでいる人はいません。
そうね、これは夏に食べると最高だよね。そう、分かってる。
それなりにおいしいし、珍しい部分もあるけど、
旅行者が足を運ぶというより、地元の皆さんに愛された中華屋さんなんだと思う。
となりのニーチャンが食ってた餃子定食がメチャ旨そうだったなぁ。
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