蛸薬師堂の近くにある焼き芋屋さん。
ここは私がまだ子供の頃、初めて京都旅行で立ち寄った思い出のお店なんだ。
その頃から小太りなお菓子好きだったので、
ガイドブックを握りしめながら、いろんなお土産を買ったんだけど、
同行者の紹介で、焼き芋を買いに列んで寒かったなぁという記憶が残っていたのよ。
なんで京都にまで来て焼き芋なんだ?という疑問と、
店のオヤジに焼き立てアツアツでなく、冷めてから食えと言われた不思議。
大人になって京都に足を運ぶことも増えたけど、
お店の場所もうろ覚えだったし、再訪することも出来なかったんだ。
ネット、バンザイ!
たまたま見ていたサイトで、謎のベールに包まれた京都の焼き芋屋をレポってて、これだ!と。
いやぁ、まだ現役で営業してたのか~
この外観からは想像つかないんだが、
なんと130年の歴史を持つ老舗らしいの。
営業期間も時間も限られていたので、開いてる時に出会えなかったんだね。
シュッとして、姿の良い焼き芋ですね!
芋は地元産てわけではないみたいですが、
ずんぐりくすんだ仕上がりの関東田舎の焼き芋とくらべて、
なんとなく都っぽい美意識を感じます。
お芋はあっさりな甘さ。
ほんのりこげの風味が香ばしく、
表面にさり気なくまぶされた粗塩の存在がとてもいいアクセントになってます。
できるだけ皮のついたまま食べたいよ。
焼きたてはホックリと、冷まして時間を置くとネットリしてきます。
最近はうちでも芋を焼いたりしますが、
やっぱ冷ましてからのほうが、甘いのは確かなんだよね。
ぜひ、食べきらずに残しておいて欲しいです。
旨かったわ!
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