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【移転】牧志公設市場の「あだん」で骨汁

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第一牧志公設市場の2階に入る食堂。

階下の市場でお魚やお肉を選んで調理して貰う ”持ち上げ” は昔から那覇観光の定番ですよね。私も一度は体験してみたいなと思い、毎回、足を運ぶのですが、魚屋もアレだし、食堂もアレだし、結局、止めとこうという結論に至るのです。

近年は特に、外国観光客の利用が、かなりの割合を占めるようになったらしく、お店にも中華色がガッチリ浸透して、諸々の商売がエグくなったような気もしますね。いったい誰が買うのかという割高な値付も、かの地の値切り文化を織り込んだものだと聞いて、なるほどと合点がいった次第ですよ。

今回も同行者の希望で、一応は試みたもののやっぱイマイチだったな。持ち上げはせず、簡単に食堂メニューをやっつけようという話になりました。

2階の飲食店はどこも大差無さそうで、登りエスカレーターの反対側のお店が比較的空いてるのかな?中華料理をメインにしていないとこが良いかな?程度の選別です。

なお、こちらのお店はわりと沖縄っぽさのあるメニュー内容でした。

オススメのついた刺身定食は、下の魚屋から運ばれてきたもので、図らずしも ”持ち上げ” となりました。

実際、これって下階の市場や市井でよく見かけるタイプの盛り合わせで、観光っぽさは薄いのですが、逆に地元のリアルな食卓なのかもしれませんね。ご当地素材としては定番のイラブチャーが見えますが、マグロはどうなのか。

サーモンにホタテだもんな。おまえの羅針盤は北と南が逆なんじゃーねーか!とツッコミたいところですが、冷静になって、訪日客の好みと考えれば、このいかにもイオンスタイルな盛り合わせにも合理性がありそうです。

ちなみにこれは一人前だからね! 安いっちゃ安いのだけど、このお店に一人で来て刺身定食頼むと、大変なことになるということは覚えておいてね。

グルクンの唐揚げ。あつあつはおいしいよね。

これもオススメだった沖縄焼きそば。

麺に沖縄そばを使ったものですが、味付けはケチャップやソースではなく、中華なチャーメンでしたね。これはこれでフツーにイケます。

店内をくまなく見回すデブの目が見つけました、骨汁の文字を!!!

骨汁とは沖縄そばなどのダシに使った豚骨のガラ。その周りにこびりついたお肉やコラーゲンを下品にむしゃぶるアレですよ!! 那覇の市街で食べられるのは珍しいんじゃないか??

骨をバキバキ解体しながら、その隙間に挟まったトロンと柔らかなやつをすする! 貧乏性の私はこういうのが大好きでね! たまらんね。

もちろん、ご飯のおかずにはならないのですが、卓上にピリッと辛味を利かせた自家製あんだんすーが置いてあるので、それでやっつけてしまえばいいのです。

もちろん観光店ではあるのですが、持ち上げをしなければ、フツーに手頃値の食堂として利用することができますね。通し営業だし、商店街でお土産の買い物をしながら、立ち寄る食事処としては便利かもしれませんよ。

骨汁のおかげで、差し引きプラスにもってこれたし、またこれを食べに来てもいいな。

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