壺屋大通り裏手の住宅街にあるカフェ。
旅行写真に1枚は無いとまずいかなと思った、ぶくぶく茶がお目当て。
うちなー茶屋ってことだけど、
地元客というより、完全に観光客向けのお店なんだろうね。
沖縄初のラジオ局だったという古民家をセンス良く改装したもので、
窓からは文化財の新垣家の屋根が見えたり、雰囲気は最上級よ。
すでにシーズンオフだったためか、他にお客が来ることもなく、
とてもゆったりとした時間を過ごすことができた。
ここなら暑い盛りでも、涼を感じることができるんじゃないかな?
ぶくぶく茶はごく一部の観光店でしかみかけないので、
現地でもそれほどメジャーでは無くなっているのかも。
お茶がブクついてるわけではなく、
煎り米を煮出した汁を別立てして作った泡を
さんぴん茶などに乗せ、ピーナッツ粉をかけてあるんだよね。
泡立ちには沖縄のミネラルたっぷりな硬水が深く関係してるらしいよ。
お茶も本来は中国茶や番茶とブレンドしてあったり、
中に一口分の赤飯や煎り米が入ったりってのが本式らしい。
ただ、泡自体、素晴らしく良い香りでもなく、
むしろビンボー臭い風味なので・・・まぁ文化体験として一度飲めばいいのかも。
鼻の頭に泡をくっつけてさ!!
手作りの小粒ちんすこうは上品でおいしく焼けているな。
しかし、ここ数日、すっかり沖縄物価に浸ってしまった身には割高感があるわ。
チンピンとかちょっとしたものをつけてくれればうれしいな。
オネーサンの対応はとても丁寧だけど、
素敵な建物は撮影禁止だったり、チビッコ禁止だったり、
もうちょっと敷居を下げてくれると嬉しいわ。
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