創業明治20年という老舗のお寿司屋さん。
江戸時代に京都の街を模して造られたという京店商店街に店を構えております。
思ったよか敷居の高くない、町場の気さくな雰囲気の漂うお店でした。
松江には京都と同じく、蒸し寿司を食べる文化があるんだね。基本的には冬場の品であるところ、こちらのお店なら一年中楽しめるということで、観光客が立ち寄ることも多いようです。
残念ながら、商店街はだいぶスカスカになっておりますが、こちらには地元の方々も車で乗り付ける様子。ちょうど来店が重なって、あまり広くはない店内はてんやわんやな状況でした。
わっぱ飯同様、熱々の魅力よね。
酢飯には干し椎茸などを刻んだものが混ぜられておりますが、お味にはあまり影響しない程度。酢も強く効かせず、熱してもうっとはこないよう調整されております。
とりどりの具材には、名物の鰻やあご野焼きも見えて、お手頃価格での提供も嬉しいな。
セットにすると茶碗蒸しがつくのですが、こちらにもうなぎやエビが入り、豪華。
そしてやはり、しじみ汁がおいしいのです。
他にはいなり寿司も名物らしく、中にはキーマカレー入りという変わり種も見えましたね。
この間、テイクアウトの受け取りも何人か訪れており、駅にはろくなものがないので、こちらで帰りのお弁当を仕立てるのもアリだなと思いました。混雑を考えると予めの予約が無難です。
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