和多見町にある洋菓子店。
賣布神社の斜向かいに昭和な店舗を構えておりました。
こちらも創業百三十年を超える老舗なんだって。
元々は「上田橋月堂」という和菓子屋さんだったようで、戦後になって洋菓子転向をして、ワッフルが看板商品になった経緯みたいです。
この日の店頭にはワッフルのみ。
お店の方もご高齢でしたし、支店も閉まったようですし、商品や営業時間も縮小傾向みたい。
卵風味のほんわか皮が、なんとも素朴な風合いなのよ。
ほどほどに入ったカスタードは、コクや風味よりも、直な甘さとヌットリ粘度が目立つ昔風。
あんまり西欧を感じないような、気取らない母のお味でありました。
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