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沼津の「藤川家」でベビーシュークリーム

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下河原にあるお菓子屋さん。

市街から沼津港に向かう途中の脇道にあるお店で、以前、散策中に通りがかって気になってたんだ。

ちなみに、この脇には、かつて港に陸揚げされた貨物を駅まで運ぶ路線が敷かれていたんだってね。その跡が蛇松緑道ってのになってるんだけど、地図を見ながら歩いてみると、なかなか面白い散歩道だよ。

今回はマニアックなご紹介ができるんじゃないかと、ほくそ笑んでいたところ、ネットで検索してみたら、すでにdancyuに取り上げられて、プチブレイクしてたんだとか! dancyuめ、侮りがたし!

ついでにお店のご主人が石鯛釣りの名人であるとの情報も得ることができました。うん、ネットって、やっぱすごいよね。

さておき。店頭はすっかり明かりが落とされて、かなり静やか~なのよ。冷蔵ケースの明かりが漏れてなかったら、お休みかなって思っちゃうくらいです。

こちらもやはり、和洋どっちも作っちゃう系のお菓子屋さんだったようなのですが、目下、和菓子はどら焼きやお供えの打ち菓子くらいで、ほぼ洋菓子さんになっております。

印象としては、パン屋さん系の洋菓子のイメージかな。栗のシラップ煮を乗せたテリテリのパウンドケーキとかがやけに旨そうだったなぁ。

お店の名物はなんとベビーシュークリームなのよ!

珍しいよね。うちの地元では、せいぜい太子堂とか、スーパー、コンビニで売ってるイメージで、洋菓子屋さんで見かけることはありませんよ。

小箱にボコボコとベビーシューを詰めて売るスタイルも、このお店だけの特別ではないの。沼津ってば、やたらシュー皮を好む割にオーソドックスなシュークリームはさして流行らないという、素直じゃない文化がありますね。

シュー皮はだいぶパッソリとした口当たり。仕上がりもまちまちで、昔ながらのカスタードが殆ど入っていないようなハズレもあり、色んな意味で古式ゆかしさを感じます。

でも、ヒョイヒョイとお口に放り込める手軽さは非常に危険で、夕飯前にお子さんたちに見せてはいけないものだなと感じます。もちろんデブにもな!

シューロールも取扱もありますよ。スポンジはわりと密に焼かれており、シュー皮はしっとりクレープのようでクニ感は薄いです。栗粒が散らされ、ほんのりお酒の香り。

こちらも、いつまで味わえるか分からん、今のうちに急げ的な食文化遺産店の一つです。

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