阪東橋の「三吉橋 小嶋屋」で穴子の天ぷら、しそ切り

三吉橋のたもとにあるお蕎麦屋さん。

うちの父が好きだったお店なのよ。ものがあんまり食えなくなってからも、ちょいちょい立ち寄って、うまそうに蕎麦をすすっておりましたね。

聞くところによると、昔はごくごく大衆的な蕎麦食堂だったらしいのです。その後、跡継ぎが一連発起して「翁」で教えを請い、こんな場末には似つかわしくないような、本格蕎麦を出すお店にリニューアルしたのです。

ここならば、お江戸の人気店のように混みませんし、いわゆる蕎麦痛が根を張っているような雰囲気でもないから、どなたでも気持ちよくお食事可能。お店の人も丁寧だしね。良いお店なのよ。

暑いと、そうそう外食に出たくない！　

せいぜい近場の蕎麦くらいしか思い浮かばないもんだから、ここ最近も何度か訪れてます。

夏らしいみょうがの梅あえと卵焼き。

そばの実が散らされた定番の和風トマトサラダは、底に揚げた蕎麦が隠れていますクリスプさっぱり。

にしんの山椒煮。

地酒はたぶん某君嶋から仕入れてるんじゃないかというラインナップです。

神奈川のお酒だと丹沢山や残草蓬莱がありますよ。

揚なす。

さっくりほっこり、穴子の天ぷら。

しそ切りにはねり梅が添えられてます。

もりそば。

さらしな。

ごま切り。

お蕎麦はどれも品が良くて、食感、のどごし、ともに最高。実に美味しいのです。

ただ、本格店の常として、盛りは軽めでね。

正直に告白すると、ハケた後に、私はラーメン食いに行きます！！　もしくはコンビニでおやつをいろいろ買っちゃう！！

まぁ２枚頼みゃいいんだけどさ、躊躇してしまう点、私の器の限界が見えますね。