モールの5丁目に出来たとんかつ定食店。
前はお宝買取店だった場所ですね。
東西に伸びる伊勢佐木町商店街。
関内から遠ざかるほどに商業地としてのエナジーも乏しくなっていくわけですが、青江三奈の吐息すらフェードアウトするこのエリアに、こういうお店が出来たのはちょっと驚きですね。
とんかつやフライ定食を中心とした、手頃値の定食屋さんであります。
すでに向かいには「やよい軒」が丸被っており、土日は「じゃのめや」の牛丼も出てきますので、若干の不安材料もあります。
午後は通し営業をしていて助かります。
ただ、スキマ時間の集客は芳しくないようで、アジアな姐が声を張り上げて呼び込みをしておりました。
お店はとっつきやすい体裁でありますが、やや広すぎるかも。
先客もおらず、もしやこのまま姐が調理するのかとハラハラしながら席についたのですが、やがて奥から親父が出てきたのでホッとしました。
しかし、調理が進み、もう終盤だというタイミングで、親父が姐に「タイマー鳴ったら上げといて」と言い残し、店頭販売へ飛び出していきました。
嘘だろ?!そこは職人のキモだろ?!
絶対に姐の方が出て行くべきだろ!!
そもそも表に客来てねーよ!
あんのじょー!
言わんこっちゃない、焦げ姿であります。
外食じゃそうそう見ないよな。
まぁ新店だし、手際の悪さや、失敗も仕方ないでしょう。
でも、この焦げカツを見て、揚げ直しでなく、そのまま玉子とじして出してしまう親父の判断!しかも、裏にして隠すわけでもない不器用!
いくら安いといっても、フライ専門店として深刻な失態をさらけ出した結果になりました。
やっつけに対応した相手は、よりによって、感想をいちいちネット公開している気狂いなのです。
ただ、惜しいと言えば、惜しい。
この値段にしては立派な厚みのお肉を使っていて、普通に揚がってさえいれば、満足度は決して低くないカツ丼です。
まぁ、米は安いし、玉子もハンパにケチっているわけですが、なんだろうな、もうあと少しの気配りが届いていない印象ですね。
もともと、お弁当の販売はしていましたが、最近、店頭にケースも設置され、揚げ物の惣菜販売も始めたようです。お弁当などはちらほら買いに来るお客さんもあるようです。
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