元町商店街に本店がある横浜ご当地パンチェーン。
ハマっ子なら知らぬ者無しの「ポンパドウル」であります。
私らの世代は生まれた時から元町にポンパがあって、定番として生活に浸透しておりましたので、その成り立ちや歴史について、なんも疑問に思ったことがありませんでしたね。
改めて、ネットで検索してみたら、こんな感じで簡単にまとまった記事 ① ② ③ がありましたので、まずは市民の基礎教養として、共有しておこうと思います。
今や、支店は全国規模で展開されており、横浜ローカルのイメージだけでは語れなくなったポンパ。
昭和の業界の殻を破り、今日のパン屋さんスタイルを形作った企業でもあるようなので、大いにリスペクトをおくりたいと思います。いずれ、横浜学あたりで「横浜とパン」みたいな特別講義もお願いしたいよね。
そんなポンパですが、定番過ぎて、食べすぎて、昨今はわざわざ元町へ買いに寄ることも少なくなってきましたよ。
チャーミングセールの折、いそいそと出かけてはみるんだけれど、ダサいオッサンはなんも買うものが見つから無ぇからさ。「喜久家」や「キャラバン」「ユニオン」の店頭を廻りつつ、ポンパの福袋パックも買うのが、なんも代わり映えもしねぇいつものパターンなのです。
先だっての話。店頭を通りがかったところ、なにやらTV番組に特集されたらしく、対象商品について大きく売り出しを行っているのが目に入りました。
どうやら、お店の商品について、その道のプロが査定するという内容らしいのよ。もちろん概ね褒め上げてはいるのですが、中には不合格の烙印を押されてしまうものもあって、その結果をまんま店頭掲示してたのがすげぇな、浮かれてるなって思いました。そこは合格品だけでいいじゃない!
んでさ、なんとアップルパイが不合格でやんの!!
いやいや、ポンパといえば、チーズバタールとアップルパイでしょ!!!
これは、DPの乗客にシウマイ弁当が届かなかった事件に匹敵する、ハマっ子の地雷を踏み抜いた瞬間ではなかったかと戦慄しますよ。きっと、放送をご覧になった市民は、TVの前で「うそーん」と唸ったんじゃなかろうか。握りつぶしたパンからチーズ出てきたと思う。
もっとも、パイが弱いとか、水分吸ってヘナヘナとか、ご指摘はいちいち当を得ているのです。さらに加えるなら、りんごのカットが小さすぎるとか、レーズンがアクセント以上に効きすぎて、何のパイだかわからないとか。アップルパイとしての文句は他にも積み上がろうかと思うのですけれど、これに馴染んでしまった我々は、もうどうしようもないところがあるんだよ!
もっとも、ポンパのアップルパイは昔からずっと変わらないというわけでもなくて、リンク記事と下の写真を見比べていただくと、リニューアルで、特にパイの部分は大きく印象が変わってしまっていることがわかるはずです。
その辺が、今後、どう転んでいくか、我々も注目しましょう!
定番商品を核にしつつも、新商品や季節の企画でパン屋さんの店頭は目まぐるしく変わっていきますね。
ポンパの人気商品も流れば絶えずして元の水にあらず。私も食べたこと無いものがいくつかあるようなので、またいろいろ買ってきて、試してみたいなぁと思います。
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