みんながイメージするほど古いお菓子屋さんが残っていない横浜では、貴重なレトロスタイルの洋菓子店です。
元町の街を歩くこともそうでしたが、幼少の頃にいただいたラムボールのお味は、大人の世界へ背伸びする鮮やかな記憶でありましたね。
そんなラムボールも昔よかもっさりしたような気がするのよ。
ただ、世の中には美味しいものがどんどん増えていますし、衰えているのはお店なのか、私のなのか、後者である可能性が高いのでなんとも言えんところよね。
定番品を変わらず作り続けるだけでなく、気になる新作が見えたりもします。
コロンとしたスイートポテトもその一つで、ラムボールと一緒にお土産にするにはちょうどよいカワイイ形状なのよ。
芋が混じっているのか、バッサリもっそりとした皮で、ラム薫る芋バタークリームを挟んだもの。お味もはっきりしないし、正直、いまいちなのです。
これをイレギュラーとすべきか、パティスリーとしての地力を見るのかは、それぞれの判断でしょう。
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