福建路にできた福建発祥の中華店。
中国全土に63000店ものお店を展開する超有名ファストフードチェーンなんだそうですよ。すげーな、中国は。桁が違ぇな!
日本国内では先ごろ高田馬場に一号店ができて、その筋にはけっこう話題になっておりましたよね。オーナーが横浜にも縁があるらしいことが書いてあったので、もしやと思っておりましたが、この度、中華街にも出店してくれたみたいです。
横浜中華街には、歴史あるお店だけでなく、いわゆる新華僑と呼ばれる方々が経営するお店も多いのですが、本土の有名店なり、チェーンなりが出店する例はほとんど記憶に無いので、とても新鮮に感じますね。
近年、 彼の国では政府が食の輸出に力を入れているらしく、 蘭州牛肉麺とか、ものすごい規模で職人を育成しているという話も聞きますね。そんな流れで、この先、横浜にもいろんなお店が上陸してくるかもしれませんね。
お店は「福満園餃子バル」だったところです。私は初めて入りますが、食事のスペースはだいぶ手狭なんだな。
ちょうど春節で、中華街はどこも大混雑でしたが、こちらはまだ認知されてない分、行列はできていませんでした。客層はこの開店のタイミングをジリジリうかがっていたマニアか、近隣の中国人て感じで、この先も一般観光向けにはならないのかなという予感がします。
まずは、入ってすぐの券売機で食券を買います。メニューは高田馬場よか、若干多くなっていて、揚げ豆腐の肉詰めが当店限定の品だそうです。牛バラ米線なんかも面白いですね。
バンメン、ワンタン、蒸し餃子、蒸しスープが、このお店の定番名物で、”四大金剛” というカッコいいネーミングが付いているみたい。
今回はその中から2品を選べるセットを頼みました。サイズはどちらも若干小ぶりで、単品だと小腹を満たせるかな、どうかなという感じなので、数品組み合わせるのが良いと思います。ただ、ワンタン&餃子とか、ワンタン&スープとかはさすがにどうかと思うので、現実的な組み合わせは、そう多くないよな。
バンメンは平麺にピーナツソースを絡めるもの。ワンタンとの組み合わせで、横浜でもたまに見かけるアレです。
茹で揚げの麺がちょっと固まっちゃってるので、混ぜるが大変だったけど、モッタリマッタリ、予想の範囲を超えないお味かな。潤いもちょい不足気味だったので卓上のニンニク味噌をまぶして食べました。
シンプルな塩スープに浮かんだワンタンは小ぶりなものがたくさん。お味自体は特徴的なものではありませんが、ツルンとしてプリッとする食感が良いと思います。蒸しスープのお味はどうなんだろうか?ちょっと気になるな。
未経験!とか、すごく美味しい!みたいなお店ではなく、スルッ小腹を満たせて、食べ飽きない日常使いの感覚だと思いますね。
むしろ、伊勢佐木町なんかに、出店してもらっても良いのかなと思ったり。
コメント一覧
紆余曲折ありましたがようやくですね。
確かに伊勢佐木町向けなお店ではあります。
蒸しスープ目当てに近いうち行こうかと。
>ミサイル超獣さん
4種類の蒸しスープは気になるね!
ワンタンのがベースじゃなければいいのだけれどね。
蒸しスープはまったく別のベースで、いわゆる中華の上品な薬膳スープです。
なぜこれがあるのに、ワンタンスープはあのへんな化調味スープなのか?
中国ってやっぱ謎・・・。
>アリーマさん
現在のメニューの中ではスープだけが異質っぽく感じますね。