横浜高島屋の「仙太郎」で河内熟子

皆さん、6月16日が ”和菓子の日”　であることをご存知でしょうか？

この日に健康招福を祈った ”嘉祥” という儀式に因んで制定されたらしいのですが、和菓子協会が40年以上もPRしてるのに、さっぱり流行りませんね。

平素から行事や季節感を大事にする和菓子ではありますけど、現代において、全国の皆が横並びで食うものといえば、せいぜい柏餅くらいでしょうか？　

クリスマスやバレンタインのようなパワーイベントが乏しい分、口実問わず、皆でビッグセールを仕掛ける機会があってもいいのになって思うのです。

でも、実際は焼印押しただけの嘉祥饅頭でも作れば、まだ良い方で、デパートに入るようなブランドでも和菓子の日に乗っかっているのは、せいぜい「とらや」や「たねや」くらい。商品も多くは作らず、さっと売り切ってしまうような低調ですよ。

つまり、今年は何も買えなかったということなのです！

いや、ほんとは買えたんだよ。商品を一通り確認して、一応「そごう」にも見に行って、小腹減ったからちょっとラーメンすすってる間に、あっさり売り切れてやがった！　無駄に太っているせいで！！

そんなわけで「仙太郎」の水無月です。

黒糖、白、抹茶の三色。持ち帰る間にちょいダレてしまいまｈしたが、おいしいです。

こちらも暑くなってくると食べたくなる河内熟子。

河内晩柑をまるごとくり抜いて作る寒天ゼリーよ。

上品な酸味と香りが和菓子向きですよね。やはり、おいしいな。

とりあえず「仙太郎」が営業してれば、なんとかなるということです。