皆さんは、6月16日が ”和菓子の日” であることをご存知でしょうか?
知りませんよね。
かつて宮中等で行われていた「嘉祥の祝」を復活させたものらしいのですが、私等下民に雅なことを曰われてもピンとこねぇし、市中にはさっぱり浸透しておりません。
必要なのは、もっとアホみたいな語呂合わせとか、この日に大福かじれば一年安定みたいな、もっと頭の悪いプロモーションなんじゃねーかと思うのです。
まぁ口実はともかく、この日に合わせ、各社特別なお菓子などを売り出して大いに盛り上げてほしいところなのですが、横浜のデパートの店頭はほぼ平常運転なんだもんな。
大手からしてやる気が無いんじゃ、斜陽真っ逆さまだぞと憂うのです。
「とらや」様はカッコつけるだけで受注生産が主。
こういう時に頼りになるのは、やはり「たねや」ですよ。
和菓子の日限定販売となる吉兆嘉祥は、嘉祥菓子のひとつである「いが餅」をアレンジして、こし餡を包んだ団子に十穀で色付けした糯米を乗せた豊穣のお菓子。
16個、もしくは1+6で7個の菓子を食べるという欲張った風習にもあわせ、小粒の団子を亀甲型の箱に詰める形で、完璧におめでたい品に仕上がっております。
お求めやすく、お味もおいしく、2日しか売れんものをよくぞ作ってくれたなと思います。
それにしても横、浜高島屋は保守的というか、ノリが悪いというか、もうちょい和菓子の日を頑張ってくれればいのになって思ってたら、銘菓百選の柱の裏にひっそり展開してて、会計終わって帰るときに気がついたのよ。
あの場所、マジ死角だぞ!
コメント一覧
和菓子の日、何にもやってないだろうなと思ってたらひっそりやってたんですね・・・。
ちなみに銘菓百選、どんな感じのラインナップだったのでしょうか。気になります。
>どんちゃかさん
主に東京の和菓子屋さんの嘉祥限定品を、たぶん7種類持ってきてワゴンセールをしてたんじゃないかな。