お城や古い町並みが残る大洲は、伊予の小京都とも称されるそうな。
内子と共に、松山からちょっと足を伸ばしてみませんかの候補に挙げられる土地なので、私もその気でいたのですが、ずーーっと雨だし、駆け足の散策にはむかんだろうと見送ることになりました。
なにやら、お菓子の名物もあるらしく、楽しみにしていたんだけどね。
くっそぉ、残念だなぁと諦めていたら、「いよてつ高島屋」様の地元銘菓コーナーにしっかり入荷しておりました。
志ぐれというお菓子です。
元々は大洲藩江戸屋敷で生まれた秘伝菓子らしく、明治になって市井にも広まったようです。
なるほど、煮小豆を混ぜて蒸した、しっとり柔らかなういろう風。
優しい口当たりとほどよい甘み。
小豆が加わる分、食べごたえというか充実感がより増しているような気がしますね。
地味だけど、じんわりおいしいお菓子だわ。
大洲ではいくつかのお菓子屋さんで製造販売しており、これは食べやすい一口サイズの商品ですが、竿に仕立てたのが本来の姿だと思います。
空港には”冨永”がつかない「松栄堂」のも販売されておりましたので、そっちも買ってくればよかったな。
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