松本城に近い、旧繁華街のホテルへ移ってきました。
舞台冒頭で「すいませーん、すいませーーーん」「はいはいーー」って感じで、清水けんじマネジャーがでてきそうな屋号ですが、明治20年創業という古い宿です。
松本の主要な観光スポットからは徒歩圏内。自転車も貸してくれるし、一応の大浴場もあるし、玄関脇にはきれいな湧水も湧いてるし、お城や古い街並みの夜景を楽しむ時にも便利な拠点になります。
近年は ”民藝に泊まる” をテーマに、地元の木工家具など設置して、重厚な味わいのある環境を演出している様子。こじんまりとしてるけど、わりと品の良い雰囲気で、インバウンドの皆さんにも人気みたいでしたよ。
一方、カッコイイのはロビーなどの一部にとどまるようで、我々が宿泊した旧来の和室などは、趣なき、単純な設備のボロさを感じましたね。そろそろ手を入れてかなきゃいけない部分も多そうです。
朝食は1階のレストランにて、ビュッフェ形式よ。
大きなホテルではないので、品数はほどほどで、内容も尖った個性は見られません。
それでも、満足度の高い朝食だと思います。
郷土のものや地場野菜なども取り入れたお料理には、ほどほどに手作り感があって、ちょっとづつ気がきいてる印象だったのよ。
なお、ホテルには「八十六温館」という喫茶室も併設されており、そちらでも別途モーニングが提供されているのですが、ものによってはこちらから盛り付けて運んでいくような運用だったので、はなからビュッフェの方が良さそうよ。
地卵と厚切りのベーコンが旨かったっす。
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