仙台のソウルフードともいわれる「北京餃子」
以前は「仙台フォーラス」というファッションビルの地下で村八分になったような営業をしていたのですが、ビルの休業に伴い、移転したというニュースを読んでおりました。
新店もやはり地下での営業ですが、数少ない仙台土産スポットである「こけしのしまぬき」のビルに入り、アーケードにも面しているため、観光アクセスは向上したかもね。観光アクセスすべきお店かどうかは知らんけどな！
雰囲気もガラリと変わりましたよ。
ゆったりとした飲食スペースは、大人マックというか、モダンダイニング的な造りになっており、提供物とのギャップが凄まじいぜ。
まずは入口の券売機で購入して、適当な席で待っていると、マイクで番号呼ばれるから、出来上がったお料理を取りに行くセルフな流れです。
なんぞ昭和に流行ったチップスのような名前がついておりますが、軽盛りにした焼きそばなのです。
これで正解よ。じゃって、立派に１人前あるから！
つまり、当店名物たる広東焼きそばは並で２人前あるってことなのです。
ところどころ焼き目のついた蒸し麺に、ごくごく、ごくごく気さくな醤油餡がかかった品。出来立てなのに、あまり熱がない脱力感も含め、そういえば、こんなんだったなぁと思い出しました。
昔、横須賀の「龍苑」に中華丼と五目焼きそばを一緒に食える、けったいな合盛りメニューがありましたよね。上からかける餡は共通ってやつよ。
信じがたいことに、仙台ではある程度の市民権を得たスタイルらしく、当店は”元祖そばメシ”を謳い、白飯と麺の上に、ナスなどが入る五目麻婆を欠けるメニューを提供しております。
どっちも食べたくて迷うことあるかなって疑問には思うのですが、とりあえず、お腹には溜まりそうだな。
北京餃子は濃い下味のついたラーメンチェーン風の餃子。
夕時は若いお客さんたちで賑わっておりましたが、いつでも気軽に立ち寄れる通し営業だし、店員さんとの接触する機会がほとんどないから、余計な気を使わず、延々とおしゃべりできる環境です
値段も安いし、ボリュームもあるし、お味とは別の価値があるお店だろうね。
コメント一覧