近年、急成長している「うなぎの成瀬」
あらかじめ加工されて届く中国鰻を、独自開発の焼成機にぶち込むと、あっという間に蒲焼になって出てくるという、修行いらず、職人いらずの合理化でコストダウンを実現しているようですね。
うちの近所でも急激に店舗が増えているようで、気にはなっておりました

そりゃ、鰻なんて、いつでも食いたいけどさっ!
すっかり高嶺の花になってしまったので、年一「わかな」で食えばいいやと我慢しておるのです。
資源不足が深刻な中で、安い調理で消費するのはもったいなかろうと。

このお店なんて、まさに敵性存在であったのだけれどさ。
ローカルな老人コミニュティで話題になっているようで、ある日、お弁当が届いてしまいました。

鰻のランクは並、上、特上、量も半匹、3/4匹、1匹分から選べるようです。
これは並の梅という、つまりは一番安いお弁当。
並鰻は”脂少なめ、あっさり風味”ということですが、これは痩せているということではなく、肉厚で焼き魚みも感じるような味わいなのよ。
表面はパリッと、中はほっくり焼かれており、ワイルドで食べでのある鰻だわ。
お手頃鰻というと、スーパーやファミレスなどの品が思い浮かびますけど、それよか一段上の仕上がりで、いや、想像以上にうな重じゃんか。

2回目は自分で買ってきた上鰻竹サイズのご飯大盛り。
比較的ヘルシーな並鰻に対し、主力である ”ふっくら柔らかジューシー” な上鰻は、より脂っ気が増して、添えられたわさびが嬉しくなってきます。
お手頃価格で食べごたえがあるという点では、期待は裏切りません。
私ら下民にはこれで十分といえば、十分なのは怖いな。
粒感のあるご飯は通常軽め。今回は飢えたデブらしく大盛りにしたんだけど、あんま増えてないのは、このご時世じゃしょうがないかな。
ちなみに、オートメーション化されているとはいえ、細部は人の手が入るので、FC店舗により、バラつきは出るようです。とりあえず曙町店は及第です。
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